2017年12月31日日曜日

2017年大反省会 いろいろ

恒例のアレの最後です。ゲームプレイの反省は過去のこれを見てください。
新作
http://gaming-gray.seesaa.net/article/455812158.html
旧作
http://gaming-gray.seesaa.net/article/455812753.html
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今年一年はまさかのスイッチ購入で激変した感じですかねえ。旧作のプレイが中心となっていた自分のゲームライフを劇的に変えたといってもいいんじゃないでしょうか。これまで手をこまねいていた作品にすっと入り込める環境になったのは大変にうれしいものであり、そして数々の話題作や旬の作品にも入れるようになったのはゲーオタとしても中々、中々アレなものです(語彙力無し)。ただ重めのタイトルであったりはやはり慣れてないからか手が伸びず、気合を入れて伸ばしたマリオデも遊びつくせては全然いないという有様ではありまして。代わりに低価格DLゲームや攻めたインディーゲームなんかに積極的に飛び込んだり。デマンボやインバーサスDX、中毒パズルレベルス+、バトルシェフブリゲードなどなど非常に楽しいものでした。スイッチで出た多くのゲームがこうして、自分の手の届く範囲のゲームであったことは非常に楽しいもので、買ってよかったと思うばかりであります。
スイッチ以外の現行機である3DSとVitaもそれなりの活躍。Vitaは変わらず汎用携帯ゲーム機としてVitaのゲームからPSPのゲーム、PSのゲームと数多くのゲームを楽しませてくれたし、3DSもDLゲームやDSの作品を色々と。ナイツインザナイトメアなど非常に面白かった限りで。
旧ハードはかなり反省点多し。特にPS3遂に購入もまともにプレイしたと言える作品がエイリアンソルジャー(PS2トレジャーボックス)、ティンクルスタースプライツLPP(PS2)、風ノ旅ビトというもはや何でPS3を買ったのか何一つ分からない有様で酷いの一言。反省の意を込めてD&Dミスタラとかを買ってみたは良いけど果たして起動される可能性はあるのか……。風ノ旅ビトは本当に素晴らしいゲームだったので救われてはいるけれど。FCやSFC、PS2の弱さも気になるところ。積みゲーは山ほどあるのに稼働をしていないんだもんなあ。そりゃどうしようもありゃしませんって……。あと買ってから一度たりとも起動していないというどうしようもない有様であったDCをそろそろ稼働させたいところではあったのだけど……。来年は意を決してアスカやロードス島戦記でも買いましょうかね……。一方サターンと360はそれなりの活躍。サターンではマリカ真実の世界という、まさにサターンでしか出来ないようなゲームにも出会えたし、360は360で色々と稼働してくれて。良かった限りです。
それ以外には面白かったゲームに多く出会えた一方で論理的に考えれば極めて優れていてこれを否定する方がどうかしていると自分でも分かっているのにどう足掻いても楽しむことが出来ず憎しみを覚え不快にしか感じなかったゲームもそれなりに出会ってしまった。特にアンダーテールに乗れなかったのがあまりにも痛かった。壊滅的に合わなかったとしか言いようがなく、非常に無残なものだった。スイッチ買えてなかったらかなり下半期ショックを受けたまま終わっていたかもしれない。うーむ。

さて、今年プレイしてきたゲームで印象に残った作品を挙げるならばもうピンクスゥイーツしかない。あれほど衝撃的なゲームはなかった。客観的に見れば面白いけれど酷いにもほどがあるクソゲー以外の言葉は無い。しかしそれを理解したうえでクリアを目指す段階からこのゲームはまったく別種の存在になる。崩壊しているとすら思えるゲームを構成する各要素、システム、パラメータ、ランクの数々はもはや見えないほど極めてか細い一線の糸でつながっている。理不尽にしか思えないクソのような難所の数々と、そこへ仕掛けるアプローチの数々の多様性。ボム連打で解決するゲームになりかねないシステムを、奇跡的なまでのバランス調整でまともな(と言っていいのかは分からんが)STGとして成立させている。極めて排他的な内容で、ボロクソに批判されてもおかしくはない、どころか批判されてしかるべきでもあるにもかかわらず、か細い糸を手繰り寄せるその作業は数あるSTGの中で最も面白いといっても良い。このゲームでしか出来ない面白さとこのゲームでしか達成できない何かが確かにある。おそらくこんなゲームにはもう二度と出会えない。少なくともこんなバランスのゲーム狙って出せるものではない。今後出るとも思えない。それほどに衝撃的なゲーム体験であった。プレイの最中は愚痴と嘆きと舌打ちとため息ばかりだったが、それでもこのゲームに帰ってきてしまう魔が、確かにある。これこそがゲームだ。自分がやりたかったゲームだ。ピンクスゥイーツこそが今年であったゲームの中での最高傑作であり、それと同時に最低最悪のSTGだ。

来年もまた、優れたゲームに出会いたいものです。それではよいお年を。



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