2017年10月14日土曜日

ショベルを置いた

風邪の具合はまるでよくならないので病院へ再度行ってきた。総合的な風邪薬をもらったのでとりあえずこれで経過を見る感じなのかねえ。今日一日ほぼ死んだように布団でゴロゴロとして少しは良くなってきたような気がする。気がしただけで十分とサボテンくんも言っていたしそれを信じよう。明日は少しは頑張って諸々やらんといけないし。
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遂に到着したレイシリーズサントラ箱を開封。パッケージデザインは前の方がちょっちカッコいいかなーと思っちゃったけどそんなことはどうでもよくなるくらいインタビューの熱量なりおまけの特典なり何よりサウンドが泣けるほどに素晴らしいので帳消し。買ってよかった。やっぱりレイシリーズは素晴らしく、ZUNTATAは素晴らしい。まだ全てを聴いたわけではないけどこの調子だと末永くお付き合いできそうだ。ああ本当にレイフォース、レイストーム、レイクライシスは素晴らしいよ。.BLUE -地球に棲む日-はいつ聴いても最高だ。
少し気になったのが初収録と相成ったレイストーム基板版。あのレイストームの代名詞とも言える「August 4, 2219……」というようなボイス。記憶が正しければ、というよりも明らかに間違いなくあのボイスは音楽の始まりと同時に流れていたはずなのだが、今回の収録ではボイスのみが先行し、その後曲が始まるという形式を取っていて結構もにょもにょするのよね。粋な計らいのようにも思えるけど自分が慣れ親しんでいるものとは違うのがどうにもどうにもなーと思わないでも無い。まあ些細なことといえば些細なことではあるんだが、違和感があることは確かな話。これはちょこっと編集した方がよかったりすんのかなー。ちなみに肝心の基板音源自体はGダライアスやダライアス外伝、あるいはレイフォースほど劇的な変化を感じない。そうは言ってもあれほど大量の音を構成してなおうるさいと思わせずむしろ静かで激しくずっと聴いていたいものであるのは流石の一言であり、これでゲーセンの喧騒に負けない音楽を構成したのは凄すぎる。いやはやホントにレイシリーズの音楽は凄いな。
それはそうと今回のレイBOX特別版というかおまけディスク付きのやつのおまけディスクは中々に良いね。着メロセレクションという趣のものだけどこれがいやはや中々。中にはちょこっと厳しいもんがあるかなーと思うものもあるけど携帯でこれほどの音が作れてたというのが驚き。中でもチップチューン的趣のZUNPICOバージョンが中々に良い。ZUNTATAの楽曲はアレンジよりも原曲だよなーと思ってたけどこういうのは嫌いじゃない。今までゲーム音楽系のアレンジものはあんまし手を出しては来なかったんだけど、チップチューン系は手を出してみても良いかもしれないなーとぼんやり思ったりも。

TAMAYO氏(というかBETTA FLASH)の新規アレンジや現ZUNTATAのアレンジはまた今度にでも。TAMAYO氏はともかくとしてレイシリーズの音楽には結構思い入れがあるだけにZUNTATAアレンジは結構不安っちゃ不安だがまあ聴いてみなければ。
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病床に居る間せっせと進めていたショベルナイトを遂にクリアしてしまった。いやはや素晴らしいゲームであった。音楽良しアクション良しステージバランス良し物語良しゲームバランス良しローカライズ良しというより言葉センス良し操作性良し何もかもが良しとファミコン時代後期のアクションへの思いの丈が炸裂した傑作だろう。……ただ一つのシステムを除いては、だが。そしてそれは自分にとって、の話だけども。
何が言いたいかというともうここでグチグチと不満を書き残したようにソウルシステムのことであり、これが原因で壊滅的なまでに今作への印象は悪くなった。せっせと進めたのは「早く今作から解放されたい」という思いが強かったからに他ならない。終盤は「こんなゲームさっさとアンインストールかアプリケーション削除したい」の一念だけで進めていたといっても過言ではない。死ぬたびに罵詈雑言を吐き本体破壊の衝動に駆られ頭がどうかしそうだった。それほどまでに全くこのシステムと合わなかった。ソルトアンドサンクチュアリの時はうすぼんやりとこのシステムは合わんなーと思っていたが確信に変わったよ。とにかく不快で不快で仕方なかった。自分なりにこのシステムの良さを考えようと努力してみたが、何一つ思い浮かぶことはなかった。代わりに思い浮かんだのは「こんなシステム採用する方がおかしいよ」という理不尽な愚痴のみ。救いがなさすぎる。
本家は知らないがソルトアンドサンクチュアリのソウルシステムはまだいいんだ。あれもあれで「死んだら取り返さなければいけない!」という強迫観念に駆られるものの、敵は復活するし死んでもそれなりの取り返しが効くからそこまでストレスをため込むことはなかった。しかし今作の場合、敵を倒すなり拾うなりして一度ゴールドを取得した場合復活することはなく、そして消えてしまったゴールドは消えたままだ。つまり取り戻すすべがないんだ。一応そのステージをもう一回やるであったりといった方法こそあれどステージプレイ中で消えてしまったゴールドを取り戻すすべはない。だからこそこの事態を起こさないようにすべくより強迫観念に駆られる。これがもう…壊滅的に…。意味の分からない動きを行い、足を滑らして死に、敵に当たりノックバックを起こして死に、穴に落ちて死に、とにかく嫌な緊張を溜め込みその緊張からミスを連発し取り返しのつかなくなった状態が嫌で嫌でたまらなくなりリセットを連発し、そこでまた……と完全に嫌なループにハマっていた。そこにアクションの爽快感は無くあるのはこのシステムに対する底知れぬ不快感だけ。
ゲームとして難易度が高いのは良いんだ(今作は低い方だと思うけど)。ギミックで殺すのも敵のトリッキーな動きで殺すのも大いに結構。だがプレイヤーを無意味に駆り立て余計に神経を使わせ疲弊したところを狙いすましたかのように殺すのは我慢ならん。制作者の組んだプログラムに殺されるのなら本望だが、死亡原因が自分の情けなさと弱さしかなく感動もなければ快感もないものなんてやってられない。こんなゲームやってられるか。誰が悪いかといえばそれはこのシステムが受け入れられない自分に他ならないけど、それでもこんなシステムを採用したゲームなんぞやってられん。評価が高いとかゲーム性のリスク&リターンを追求なんてことももう知らん。こんなのやってられん。付き合ってられん。だからもう離れるしかないんだ。「客観的にみるならすべてが高水準のゲームで10点中150点!だけどソウルシステムが壊滅的に合わないから2点です」みたいな感想しか出てこない人間なんかが触れていいゲームじゃなければシステムでも無い。というかこんなことほざくやつがいたら俺ですら奥歯が折れるまでぶん殴って何のためらいもなく刺し殺してるよ。それほどに本当にこのシステムが嫌で自分が嫌いなんだ。これ以上プレイしたら大好きな部分でもある音楽やステージデザイン、物語までもが嫌いになってしまう。こんな理由で離れられるショベルナイトもたまったもんじゃないと思うけど、完全に心が離れてしまっているのだから仕方ないんだ。「ショベルナイトつまんねえ」という感想に辿り着きたくはない。そうするにはもうこのゲームをプレイしないという選択肢を取るしかない。まだやり込み要素とかチャレンジモードとか主人公変えたゲームとかが残ってるけどそれをプレイしたらホントにおかしくなってしまう。既にこのシステム一つでこうまで患ってる状態なのだから。
物語、音楽、ゲームデザイン、キャラクター、言葉のセンス、「ソウルシステムを除いた」すべての要素は大好きだったよ。でも、それだけだ。さよなら、ショベルナイト。ソウルシステムの影響が及ばない時は、本当にアクションゲームとして楽しかったよ。でも俺はもう戦えない。ショベルを持つことは出来ない……
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とりあえず今回の教訓としては、二度とソウルシステムのようなものを採用した作品には近寄らないようにするってところかな。しかしソウルシリーズが一定の地位を確立しこのシステムに関しても多くの賛同者がいる(というか否定者を見たことがない)以上今後このようなシステムを採用したゲームが増えることは確実。未来が一気に暗くなってきたな……。あーHollow Knightはプレイしたいと思っているのだけどどうしたらいいんだろう。このシステムを採用してるかは知らないけどダークソウルに影響受けてるとはこの耳で確かにTGSで聴いてしまったわーけーだーしー。うー悩む。低難易度でゴールドそこまで必死になって集めなくても実はそこまで問題はないショベルナイトでこの有様なんだもんなあ。俺はこの先どうしたらいいのだろう。
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・『Cuphead』の売上が100万本を突破
http://www.choke-point.com/?p=21912

あんまし売り上げとかに興味ないんだけど凄い人気だなCuphead!話題性からちょくちょく話聞くけど本当に気になる。こんな話もあったりするほどだし。まあこれに関しては高難易度のゲームもちゃんと調整されていればアリだろう…としか言いようがないのだが。むしろ排他的って言うのは完成度が高くともシルバーガンみたく全員に強制的に稼ぎを強いたりピンクスゥイーツみたく異質な攻略を強いらせ複雑怪奇なシステムを投げつけなおかつ難易度の暴騰箇所の暴騰具合が滅茶苦茶なものを言うんじゃないか…?とか思ったりも。操作性がアレ気味なホタルノニッキあたりもそうといえばそうかな。
・◆『Cuphead』の高難度なゲームデザインは排他的であるとの議論が勃発。創作の自由と楽しみ方の自由を天秤にかける
http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20171010-55733/

Cupheadはエイリアンソルジャーとか斑鳩、メタルスラッグ旧作みたく壁に直面しても壁を乗り越え先を見たくなるゲームの匂いを感じるんだよねー。でもやりたいけどXboxOneがないよー。何とかして手に入れたあかつきにはプレイせんといかんなー。
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・インティ・クリエイツの會津社長「ぎゃる☆がん2はゲーム内容からしてスイッチに出せるとは思っていなかったが、任天堂さんの方から逆に肯定的な回答をいただいた」
https://ninten-switch.com/galgun2-wsj

やっぱりスイッチは今までの任天堂ハードとは一味違うぜ!みたいな感じなのかな。




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