2017年11月6日月曜日

アドベンチャーゲーム強化期間第四戦~ルクス・ペイン~

階段使って上り下りしてたら足がマッスルペイン!っつーことで(何が?)アドベンチャーゲーム強化期間第4戦は何だかんだでこっちに決定。ポストペットDSは早解きを意識して目を血走らせて攻略する物では無くまったりとプレイするもの、という意思というか制作者の思いを受けてしばらく置いてから行かせてもらうとしましょう。んでもってDSで出来るDSならではのADVってなんかあったかなーということから白羽の矢が立ったのが今作ルクスペイン。正直な話音楽にイトケンさんが関わってること以外何一つ知らない作品だ。一応隠れた良作みたいなことは見聞きしてはいるんだけど。公式のジャンルは「伝奇ジュブナイル・アクティブADV」。……なんのこっちゃ。他人の思念に干渉する超能力をもった主人公を操作して事件を解決するぜ!といった趣で作風はDSらしからぬダークな雰囲気。
さてプレイ開始1時間程度の感想としては、うーんこれどうなんでしょう(聞いてどうする)。微妙に気恥ずかしくなるような文章や言い回し、言葉のチョイスなどが気になり物語に浸るに浸れない…のはおそらくあんまし慣れてないセンスのものだからとも取れるし、あるいは俺を対象にしたゲームでは無いということなんだろう。ラノベ読まんしライトノベル的なゲームってほとんどやってないような気がするし……。パワポケ(特に超能力が中心になった10以降か?)が最後か?一応ダンガンロンパ辺りもやったことはやったけど……。微妙に話がそれてきたので戻すとすると、言い回しというかセンスがどーもそれっぽく感じられるけれども悪いもんでは無い。ダークなそれ系のものが好きなら結構惹かれる文体なんじゃないかなーと思ったりもする。一方で気になるのが導入がかなり厳しいというか、主人公とプレイヤーに知識の差が膨大にあるにも関わらずすっ飛んでいくシナリオと、それと反する典型的冗長気味なキャラクター紹介のオンパレードともう少し何とかならないもんなんですか!と言いたくなるようなものだったのが……。専門用語のオンパレードと訳の分からないうちに使わされる能力と「なんなんスカこれは!どうなってるんですか!こいつら誰なんすか!俺は誰なんすか!」と愚痴を言いたくなるようなものであり、そこに気恥ずかしい文章が加わるのでプレイしてて「あっちゃ~」と目を覆いたくなるような感じだ。決して悪いものではないのだが(が、導入はもう少しやりようはあったと思う…)プレイしていて妙な気まずさを覚える。題材が異色でも導入がしっかりとしてればぐっとゲームにのめり込める作品もあるので(例:ネットハイなど)もう少し何とかしていただきたかった…。セーブが章終わりにしか(たぶん)出来ないのも厳しいぜ。
相当かまされてしまったがゲーム内容自体は悪くない。プレイヤーを積極的に物語に絡ませて主体的に進ませようとしてくるゲームデザイン自体は非常に面白いと思う。今作の肝は残留思念を超能力で発見しそれをもとに真実を追求していくといった感じのものなんだけど、このキャラクターが持っている残留思念をタッチペンで自ら削り出したり思念を読み取ったりするのがちょっと大変ではあるが結構面白く、テキスト読むだけにとどまらない味わいがあると思う。読み取った残留思念の演出もどことなくスタイリッシュにまとめられてて、それが気恥ずかしさを覚えるものの人が考えてたことを覗いているような楽しさやゾクゾク感もありと今までにないプレイ感覚。また2画面を極めて効果的に使った画面構成もお見事。下画面はキャラクターとテキストが表示されるいわゆる普通のADVだが上画面にはキャラクターのシルエットというか残像みたいなものが表示されており、ここに心の動揺とか感情が表示されている。他人の思念を読み取れるという設定にもきっちり合っているし、物語の没頭感も強めてくれる。DSならではのADVという謳い文句に偽りなしといった感じだ。これは中盤~終盤の終着のさせ方が上手ければかなりのものなんじゃないか?という気がしてくる。導入がどうにもダメとは言わないけどこれでいいの?と思う出来ではあるが、シナリオが進めばその問題点は解消されるだろうしこれは結構いいんじゃないかな。自由にセーブが出来ないので割と集中して進めんといかんのはきついけど、面白い作品だと思う。この先どうなるか、見させてもらいましょうか。
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苦戦していたナイトメアをクリアしてきみしね無事にクリアまで達成。あいつの名前はポリスメェェェェンッッ!!!!!!と言わんばかりの良作だったと思いますにょ(何言ってるんだ)。結構前回言いたいことは言い尽くしちゃったので改めていうことってないんだけど、DSの機能の使わせ方に無理を感じさせないしミニゲームは面白いし作風はシュールでバカだけどプレイヤーを惹きこませるものに仕上がってるし物語自体も中々にほろりとくる感じで良質、音楽も実にヌヌネネヌヌネノでヌヌネネヌヌネノな感じでヌヌネネヌヌネノな作品でありました。というか、あの歌ってマジでこのゲームの内容的確に言い表していたんだね……。ミニゲームの数々を見るたびにそう思ったよ。暴れた牛も100匹出てくるし、牛の出るゲームは良いゲームの法則にしたがえば良作だろう。牛もポリゴンだし(だから何だよ
難点はセガの天然調整が炸裂していることか……。ミニゲームの難易度が高いものと低いものの差が厳しい。ナイトメアはいろいろとおかしい難易度と化かしているのが何とも……。セガだからで許せる人には別になんてことも無く良作になると思うけれど、許せん人からしたら厳しい以外の言葉は無いね。後は良くも悪くもミニゲーム集に収まっているのでそれ以上の発展がないってところか。メイドインワリオみたく飽きやすくなってもまたプレイしたくなる作品となっているかと言われると、どうなんだ?と思う面はあるけれどそれに近い面はある。ただ難易度を上げてプレイしてもそんな面白くなるわけでもない感じのものなのが難ではあるし、メイドインワリオのように狂気じみた数のゲームが収録されているわけでもないのが惜しいところか。ただロンチでここまでまとまった作品に仕上げたのは流石のセガだろう。というわけでこれは素直に高評価にしておこう。中々の秀作だった。ラヴィ!
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ガレッガをプレイしにゲーセンへ。チッタでプレイして7面ブラックハート様mk2第2形態まで。んーハート様も勝てない相手ではないと思うのだが、厳しいことには変わらんか。第2形態の弾幕くらいは回避できる程度の素養は身に着けないとクリアさせてはもらえないって感じですか。ランク調整に関しては5面で子ブラ5体なので高いといえば高いのだがまあ許容範囲だと思うし、となると後はどれだけ道中を安定させるかってところか。ランクプランは5面まで勲章取る。一度でも落としたらピンクスゥイーツ走法で十分みたいだ。もしかしたら最初からピンクスゥイーツ走法でもいいような気がするけど、スコア的に不安要素しかないし。桃薔薇走法だと7面で350万か400万だしね……。死ねる回数が極端に少ないのがチッタの苦しいところだなー。俺の考えた戦術に問題があるのかもしれないが……。とっとと戦車エクステンドのパターンでも組めってか。ぐげ。
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・PS4『吾妻邸くわいだん』緊張感ある辛口なアクションアドベンチャーが、2018年上旬に配信
https://www.famitsu.com/news/201711/06145468.html

なんとなく懐かしい雰囲気。ゲームとしてはどうかな。
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・【特典付】NMK ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.2【予約受付中】
http://claricedisc.shop-pro.jp/?pid=124451722

ぬわッ!!サンダードラゴン2!!雷龍!!これは予約しないと!!買うしかないわめ!NMKサウンドも結構出るようになってめでたいことだ。ゲームの方もなにかの間違いで復刻されないかなあ。ラグナロクが出たんだからこいつも期待したいところだけど。お願いしますぜハムスター……
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・ストーリー、シングルプレイ重視のゲームは終わったのか?
http://kentworld-blog.com/archives/story-game.html

納得は出来るが共感できる要素があんまりなかったのはおそらく自分がコミュニケーション型ゲーマー、ゲーオタでは無いことが関係してるんかな。人と絡むゲームはほとんどやらずコミュニケーションを拒絶し自分自身をも遠ざけている現状と、各ゲームの売り上げにも興味ないし話題のゲームは全然やらない現状の自分。何より今更ピンクスゥイーツなんて世間的にアレなゲームをマジになってやってる時点でゲーマーでも何でもないよと思わないでも無い。スイッチ流行のこのご時世にインザナ、きみしね、ルクスペインを持ち出して2画面とタッチペンを使ったゲームデザインがナイス!とか言ってる時点で何もかもおかしいもんがあるだろう。結局どこにも居場所なんてものはなく地獄の底で適当に時季外れのゲームからピンと来たゲームをし続けるしか、自分の出来ることは、なかっ、た。
という話をしたいんじゃなくて……長期的な目で見るって言うのはダメなんだろうか。自分のような後から評判を聞きつけ購入するタイプのプレイヤーだっているだろうに。良いものを作れば話題を集めそれを聞きつけた俺みたいな人が長期的に買い続けて適当に話題が持続することだってあるだろうに……と思うけれども多分そんなことは無いんだな。良いゲームを作り続けても売り上げもさっぱりでそのまま爆散四散したゲーム会社なんて山のようにある。東亜プランをはじめみんなどこかへ消えてしまった……ってこれは全然関係の無い話だった。
後はゲーム自体が肥大化しているってのもあって、ある程度やり切ったらもうそれで終わり、話題が発展することもなしなんてケースも多いんだろうか。そりゃクリアに100時間もかかるゲームを何度もやりたいかと言われたらねえ……。もう少し閉じた面白さのサイクルを持つゲーム(ある程度短時間で完結し時間をおいてまたやりたくなるようなアクション、STG、RPG、パズルなど)で勝負を仕掛けに来るところが増えてくれりゃあいいんだけど…なんて思うのだけど、厳しいのかなあ。厳しいんだろうなあ。現にそういうゲームってインディーズとかDL系しかめっきり見なくなった印象だしなあ。だから俺はDLソフトばっかり買っちゃうのかねー。斑鳩や魂斗羅みたいな魂を燃やす新規ゲームが週間200本くらい出るような世の中に行きたかったと意味不明な妄言を吐いてこの話題は終了。長々書いてみたけど何一つ有益なことは思い浮かばず。書いてる自分自身が何もかも消したくなるくらいに無益。どうみても最近のゲームをほとんどやってない自分が首を突っ込むべき問題では無かった。赤っ恥にもほどがある。

んあー、ピンクスゥイーツでもやって寝よう。



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