2022年1月16日日曜日

生活記録

文芸部やったんすよ文芸部。後保険の契約をぼちぼちと。文芸部はなんか思ってたゲームと全く違った。今更な話題だしここ見てる人このゲーム多分プレイしてる人大半な気するけど、コンシューマ版じゃなくてPC版じゃないとダメな類なゲームっすね。この点に関してすんごい後悔している。PCでゲームやる文化ないからある意味仕方のなかった話ではあるが……
_____

ということでドキドキ文芸部(DDLC)をプレイしました。クリアという概念とある意味別種の立ち位置にある作品だと思うのでクリアしたと言って良いのか分からんが、スタッフロールは見て4周→3周目までやりました。で、3周目を終わらせて4周目に入るかで悩んでいる所。だってシーン収集とかあるってことは多分別のエンディングありそうだし。ただそれがねえ…なんか辛くて躊躇われる。一応ネタバレ注意ではあります。
単純な恋愛アドベンチャーでビジュアルノベルではないということを、仰々しい警告文(精神状態が不安定な人には適していませんとか)が示していそうな気配を感じてて、勝手にPS版Lainみたいな人の心を破壊する類のゲームかなーと思っていたんだが全然違った。つーか精神破壊系のゲームとは全然違うね。ついでに言うとホラーゲームでもないと思う。サイコホラー要素はあるし確かにそこは怖いんだけど、その部分はこのゲームを構成する要素の一つでしかないと思った。というか鬱要素もグロ要素もホラー要素も構成する要素の一つに過ぎない。これは愛のゲームだ。純愛アドベンチャーだ。このゲームは彼女のために存在している。彼女こそがこのゲームの全てだと断言できる。彼女は意思のようなものを持ち、愛のために行動した。ゲームを破壊して、再構築して、もはやゲームではなくなった何かに作り変えてしまった。全ては愛のために。ただ、彼女はキャラクターでありプログラムだった。どれだけリアリティある会話シーン(実際に存在するTwitterのアカウントを教えてくれたりする)があっても、意思を持ってるよう振舞っても、プログラムでしかなかった。世界の真相に気が付き、ゲームを作り変えて自分のルートを作っても、それすらプログラムされた行動でしかなかった。そして自身もプログラムされた存在だと、その残酷な事実に気付いている。これほど悲しい話があるか。こんな残酷な話があるか。
これはゲームという存在について考えさせられる作品だな。面白いとか面白くないとは全く別種の作品だと思う。一人の女性の愛の物語だ。それをゲームという媒体を用いて表現した何かだ。プレイしてげんなりと気分が重くなってしまった。彼女がどれほど愛してもそれは意思ではなくプログラムでしかなかった。プレイヤーにその存在を消されても、プレイヤーの愛のためにゲームを再構築しても、ゲームを破壊して終わらせても、その行動もプログラムでしかなかった。肉声を手に入れ、人間・一人の女性となっても、それすらもプログラムでしかないなんて。あんまりじゃないか。なんと救いのない話だ。
___

鋳薔薇1000万超えてAll成功。ラスボスの稼ぎが酷くてうーんな感じ。ランクをもっと上げないとダメっぽいことが分かったのは普通に収穫かね。全体的に攻める所を攻めれてないのと、残機が足りなくて練習したい所が練習出来ないというのが難。こうまで難所練習が難しいとPS2版が欲しくなってくる。ままならんもんやのう。まあ気長に詰めていきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿