2020年1月25日土曜日

生活記録

所用(某メーカー懇談会)で国際展示場へ。働いている方々は思ったよりも普通(普通て……)。企業の魅力は大変にあるのだが、やはり自分の適性や能力を考えると周りに劣っているとしか言いようがなく、それを熱意でカバーできるかと言われると、あらゆることに無気力な自分ではそうすることも出来ないので、やはり無理なのではないかと思う。しかし本当に、何もできないというのは辛いな。未来に対して漠然とした不安がずっと付きまとい、動こうにも動けないし、その不安を取り除こうと原因を考えても、頭が悪すぎて何をどうすればいいのか分からない。思考はグルグル巡っているが、ただ単に巡っているだけで行きつくところは決まって同じで「どうにもならないし、どうしようもない」ということただ一つであり。不安から解放されたいけどどうしたらいいか分からない。身動きが取れない。仮に自分が苦しんでいるとして、何に苦しんでいるのかを言語化出来ないので、しかるべき所に行くことも出来ないし、本当にどうにもならないな。たぶんもう、就労は無理なんだろうなと強く思う。
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ポポロ異世界そこそこの滑り出しでスタート。スラベスもんじゃの定番面子でスタートという感じ。道具の自摸も保存がなかったり世界樹食したりまあ普通。とはいえ大きなミスはないしここからのハラモチ自摸や勧誘運で変わってくるだろう。まだまだこれから。
198Xクリア出来た。こりゃあ短いわ。しかも未完だし。プレイ時間は2時間いかないくらいで、それは認識したうえでやったので自分は何も思っていないのだが、スタッフロールは何故か物凄く長いのでこれは良いのかと思ってしまった。
肝心のゲーム内容は奇跡的なまでの傑作!もはや近年まれにみるレベルの作品であり、数年に一度あるかないかレベルの作品だ。所謂ゲームセンターのゲームであったり、コンピュータゲームを通じての主人公の物語が描かれている。そしてその物語はある特定の層にはこれ以上はないほどに刺さる、沁み込むものになっているだろう。そして自分はそのある特定の層だったと。特に3番目のゲームであるアウトラン風味のゲームと最後の3Dダンジョン型コンピュータRPGが凄いね。アウトラン風味のTHE RUNAWAYのあの演出は本当に凄まじく、電車の中で泣いちゃったよ俺。
一方で今作、万人に勧められるゲームとはとてもじゃないが言えない。これは物語が完結していないとか2時間で終わる内容だとかそういう理由ではない。完全にターゲットを絞った作品だと思う。少なくともあの頃のゲームの懐かしさを期待して買ってもあまり楽しめない作品だと思うし、俺の知ってる80年代と違うという違和感を持ってしまうのではないかと思う。今作では80年代のゲームセンターを題材にしたゲームだが、そのゲーセンでの他の人たちとの交流はまるで描かれていない。これはかなり意外なことのようにも思える。これをある種意図的にやっているとしたら、と考えるとやはり特定層を対象にした作品なのかなと思えてしまう。特定層というのは中々言語化しにくいが、実体のない何かに押しつぶされそうで、そんな思いから逃げたくてひたすらにゲームに打ち込んでいる人たちだ。何故なら俺がそうだからだ。主人公のキッドを取り巻くシーンではそのような憂鬱さを感じさせるものだ。そしてまるでその先に何かがあると言わんばかりにアクセルを踏みカーブを曲がる、ショットボタンを必死に連打してボスと戦う、位置取りを考えて間合いを取って敵を殴ることに一心不乱に取り組んでいるのだ。この行為に取り組んでいるのはキッドだが同時にプレイヤーでもある。ここでキッドの心境と完全にシンクロ出来る人はそこまで多くはないんじゃないのかなーとも思ってしまう。自分は95年生まれなのでこのゲームをやる上での年代的適性は持ち合わせていなかったが、逆に誰に向けて作られた作品かという面で完全に当てはまったので楽しめたが、年代的適性はあっても楽しめないケースもあるのではないかと思ってしまう。
また気になったのはキッドの環境だ。彼を取り巻く環境は恐ろしいほどゲームしか存在していない。家庭に複雑な事情を抱えているのはともかく、友達とかも出てこないし、学校もただ単なる場としてしか描かれておらず、せいぜいレンタルビデオ屋が出てきたくらいだ。彼はゲームによって救われているが逆に言えばゲーム以外何も出てこない、欠落を抱えている人だ。キッドに共鳴を覚える人は、おそらくキッドと同じものを見ているのだと思う。自分にはゲームしかない、という複雑さを含んだ感情を持ってゲームに取り組んでいる人はそこまで多いわけではない(むしろ少数派だろう)ので、この点で合う合わないが出てしまうんじゃないのかなーと思ってしまった。
とはいえ今作まだプロローグのようなものだ。今後の物語がどうなっていくかは未知数なので何とも言えないか。今の所ねじ切れた末期的ゲーオタにはたまらないゲームになってはいるが、そこだけにフォーカスしても狭いゲームになってしまうので、どう落としどころを見つけていくのかは中々難しそうだ。でも、これだけのものを作れるのであれば是非とも続きを頑張ってもらいたい。あまり誰も焦点を当ててないところにしっかりと注力して面白さを出してる作品だし。書き忘れていたがローカライズは出色の出来だ。字幕のおかげで話がよく分かる。凄いぜ8-4。
しかしキッドは現在ゲームが支えになって成長しているが、その後10年20年経ったら積みゲー300本くらい抱えて頭を悩ませる人生を送るんだろうなーとか考えてしまった。でもって憂鬱さを消すためにゲームを買うけど、買った瞬間から何もかもがどうでもよくなって、ゲームをすることなく積んでまた頭を抱えるんだろうなーとか思ってしまった。そう思うと胸が痛むな(あまりにも間違ってる余計なお世話


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