2016年12月1日木曜日

0.初めに

滅茶苦茶面白くて、物凄くカッコよくて、なおかつ最高なSTGの一つでもあるバトルガレッガですが、一般的な見方は超マニアックSTGの権化とも取れる見方をされると思います。弾が多いこともさることながら一番の理由は自動難易度調整機構、すなわち「ランク」に他ならないでしょう。
ランクは多くのSTGに搭載されていますが、ことガレッガに関していえばこの調整が非常に極端なのが特徴です。ランクが物凄いスピードでガンガン上がっていき、上がり切ると人間にはほぼ不可能な状態になるという調整になっています。そしてこのランクを下げる方法はミスすることのみ。そうして編み出されたのがわざと自殺、自爆することで難易度を下げ、稼ぎによって残機を増やし自らランクを調整して突破することです。生き残るために敢えて死ぬ、という異質な攻略法が成り立っていることが、今作をマニアックなものにしています。
そのためクリアするには自殺まで含めてきっちりパターン化する必要があるとの認識がされると思います。自分も長い間そう思っていました。いや、そう思わされていました。
が、稼ぎはともかくクリアを目指すだけならランクのことは厳密に考えないでほっといても何とかなるのです。
むしろランクに引っ張られ過ぎると全く成長しないとまで言い切っていいかと思います。少なくとも自分がそうでした。
ガレッガ攻略に必要なのは「システム、法則の把握」「そこから考えられる方針」「それを実行する力」です。そしてこれらは多かれ少なかれゲーム(STGだけでなく他ジャンルも含む)において求められることに他なりません。
一見異質なSTGに見えますが要求されることはゲームの本質を突く、それがバトルガレッガなのです。

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