2015年10月1日木曜日

俺の10本

今週のファミ通の企画は面白かったので便乗。題して俺が選ぶ好きなゲーム10本。ちなみに今週のファミ通自体はまぁいつものファミ通だった(普段よりは面白かったけどね
一応紙面の形式にそってやってみます。


プロフィール:R-GRAY
未来に対する慢性的不安と虚無感を抱えつつ、かといって対処することも出来ずどうしようもないと思いながら無気力に日々過ごしてる人。ゲームをやってる時だけそれから解放された気になる。あとゲー音聴いてるとき。
基本面白けりゃなんでも遊ぶ、雑食系ゲーマー…を目指してる。好みで言えばRPGとSTG。


好きなゲーム10本
・斑鳩
ゲームシステム、バランス、世界観、シナリオ、音楽、グラフィック、演出、どれをとってもケチのつけようがない完成度。やったのは去年か一昨年かはあんまり覚えてないけど、これに匹敵するゲームは今のところ出会えてないし今後出会えるかも分からない。
特にSTGの核である避けるという概念を破壊して弾に当たるっていう発想がすごい。メッセージ性の強さも評価高い。最後の石のような物体を破壊した後のあの光景はやった人にしか分からない。俺は泣いたよ。

・mother1+2
マザーは1も2もどっちも好きで選べないなあと思ってたけど、GBAのこいつがあればどっちもカバーできて最高。音死んでるけど。
マザーの魅力は……うーん、なんだろ。マザーを語るときはどうにも抽象的な感じのことばっかり出てきて上手く言えない。しいて言うなら優しさかな。マザーはどんなゲームより優しいよ。それは印象的なセリフとかに色濃く現れてる。〇〇をぶっ殺したとかじゃなくて、〇〇はおとなしくなったとか正気にもどったとか。
ちなみにシナリオとか冒険してる感は1が圧勝だけど、セリフや戦闘システム(ドラムスクロールシステム)は2が圧勝と結構違う部分に惹かれたりしてる。

・パワポケ7
人生で初めてやったパワポケ。そしてもっともやりこんだパワポケ。の割には真のエンディング見たことがないパワポケ。
おそらく、文字を読むゲームとの最初の出会いはこれだったと思う。この作品からセリフの面白さとかシナリオの面白さとかそっちに目覚めたのかもね。あんまそういうゲームパワポケしかやってこなかったけど。
ハッキリ言って7は欠陥品だ。6と比べて終わってる野球部分に加え、わけ分からないバグが日常的に発生するし。それでも7は最高だよ。仲間が地味とかいうけどあの地味さが好きだった。湯田くんも白石くんも森盛さまも台場くんも有田も野丸も黒田もみんな。彼女候補も8以降と比べるとやや地味だけど、7以前と比べたら濃いし面白い。
パワポケの魅力は虚構の中に現実を入れているってことかな。嘘っぱちでなんでもありな世界観なのに妙に現実味を帯びている。人はただ死ぬし、奇跡も起こらない。バッドエンドを見るたび精神がえぐられてくような気になる。そこがいいんだよ。少なくとも当時幼かった自分に社会の厳しさ、無常さを教えてくれたのはパワポケだけだった。今まで信じていたものがゴミに変わる感覚を味わえたのはこのシリーズだけだった。
…なんだかほめてるんだか貶してるんだか分からない文章になっちゃったけどとにかくパワポケは最高。

・moon
遊んだRPGの中でも強烈に記憶に残ってて、今なお神格視してるゲーム。これをやったのはポケモンで努力値振る作業に価値を見いだせなくなってきたころかねえ。
これまでのRPGを否定してる作品…とは思えない。こういうRPGもありだよねえみたいなことを言いたかったんだろう。ラブデ系はみんなそんな感じだけど。
moonは大好きだけど、ある種歪んだ愛情も入り混じってるから話してると大体わけが分からなくなる。結局俺は何度もあのメッセージを見て、あのエンディングを何度見てもまだこの世界に留まってるのかと自己嫌悪することもある。俺はいつになったら彼らを解放することができるのかなあ。
セリフ回しやその空気感、そしてあのハナモゲラ語はホントに最高。特にハナモゲラ語はホントにいい。

・LOM
戦闘に関していえばハッキリ言ってあの天下のスクウェアが作ったとは思えないほどそんな面白くない(クソだと思ったことはない。念のため)。ただ、それ以外の部分に関していえば素晴らしいの一言。
台詞に関していえば先に挙げたマザーやmoonとどっこいどっこい、もしくはそれ以上にキレがある。心に突き刺さるようなセリフがホントに多い。草人とか賢人とかサボテン君とか。
あと、自ら物語を作っていく感触かな。その感覚はサガとかでは強く感じたんだけど、LOMはその点ではサガを上回ってるかもしれない。世界観と音楽も良し。

・ダライアス外伝
STGの中でも一際遊んでて面白い。しかもいつやっても面白い。
演出と音楽が素晴らしいなんてのは天下のタイトーだしダライアスシリーズに共通してるからあえて省くとして、俺がダラ外に惹かれてるのはショット音。これに尽きる。
このとにかく頑張ってショット出してる感の強い音が最高なんだよ。数あるSTGを色々やってきたけどショット音にまで惹かれたのはこの作品くらい。ボンバー撃った時のあの独特の音も最高。

・ポケモンクリスタル
ポケモンシリーズではこれが一番。初代譲りのRPGしてる感がいいんだよ。ルビサファ以降と違って世界ヤベエ!みたいなことも起こらないから気楽に冒険できるし。ゲームバランスも良かった(対戦面というよりシナリオ攻略的な意味で)
クリスタルは俺にとっては今なお未来のゲームなんだよ。だってあの時代にケータイと繋げて世界とつながれるとか信じられるか?俺は意味も分からずとにかくスゲースゲー言いながら繋げてたよ。DPtでWifiで世界とつながるって時にはあまり感動しなかったのは、おそらくもう俺の想像を超えてたからだろう。物理的に繋げてないのに繋がるとかわけ分からねえと思ってたし。クリスタルは俺の想像できる範囲での未来を具現化した奇跡の作品だよ。

・TOD2
正直シナリオは魅せるとこでは魅せてくれるけど、アラは多いと思うよ。でもそれ以上に戦闘が面白いんだよ。テイルズでのシナリオクリアまでの戦闘バランスではこれが一番完成度高いと思う。PやDほど単調でなく(Eは未プレイなので分からず)、Rより難解じゃない。一回戦っただけではクソ強いと思うけど、敵のパターンを把握して戦略たてて攻略してく感じがたまらなく面白いんだよ。アナゴもガープもエルレインもフォルトナもホントにいいボス。ただグラシャラはもうちょいなんとかしてほしかった(面白いけどキツイ)

・大魔界村
魔界シリーズ、というより横スクロールアクションで一番好きかも。その魅力はクソ高いけど次第に進めるようになる感覚…ではなく2周目の「俺ってこんなにこのゲーム上手くなったのかよなんだこれ俺スゲー!!」って感じなのかもしれない。2周目をノーミスで5面まで来れた時には感動すらした。
魔界シリーズは実はファミ魔界とAC大魔界とPCE大魔界と極魔界(現在攻略中)しかやってないけど、中でも大魔界が一番。爽快感がたまらないのよねえ。ファミコン魔界経験してると上下に打てなくて不便~とかもっさりでげんなり~な感じだけどその辺を全部解決してるから大魔界は面白い。

・ホワイトアルバム2
古いゲームと思い出補正ばかりじゃ懐古野郎っぽくなっちゃうので最近やったゲームでもってことで今年やって面白かったホワルバ2を挙げときましょう。これはホントいいゲームだった。
ヴィジュアルノベルだから基本評価はシナリオになるんだけど、そのシナリオがいい。切ない、胃が痛くなるって言葉じゃいい表せない。死にたくなってくるって言葉でようやく釣り合うってレベル。こんなに息するのが苦しくなるゲームは久々だった。

惜しくも入らなかったゲーム
バトルガレッガ、サイヴァリア、TOR、スパドン3、ドンキー64、大往生、ケツイ、ポケモン初代、デジモンワールド、パワポケ6、LSD、メタブラ、ティンクル、アイマスSPなど
最後までD2かホワルバ2潰してLSDかガレッガ、デジワー入れようか迷ったんだんだけどねぇ。


なんだか文章からアレな感じが漂ってる気がするけどたぶんそれはこの記事書く直前までゲーモク(原田勝彦)さんのネットにあった記事を見てたせいかもしれない。なんかヘンな影響受けてる気がする。でもゲーモクさんの記事はやっぱ面白いなあ。ただメンタルはやられるね。


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