2017年8月22日火曜日

おいでませハームフルパーク

気付けばアンダーテールのSpider danceを無限ループしているようなどうしようもない毎日を過ごしてる自分ですがいかがお過ごしでしょうか。いやーこういう音楽が好きなんだよねー。逆にこうまで音楽に好感を持っていながらにしてあんな末路を辿ったのが無念過ぎて。こんなケース長らくゲームやってるけど初めてだぜ。そういえばアンダーテールのセーブの使い方はカッコいいとどこかで見たような気がするけど2周してもそこまで思い当たるところもなかった記憶が。やっぱり自分には合わないものだったんだろうか……。あんまり合わない合わないで切り捨てたくはないもんだが……
アンダーテールに関してはネガティブなことしか書いていない気がするので今回はネガ要素以外で印象に残った部分でも。
・センス
これに尽きます。センスが良いというのはなんというか言葉にし辛いけど、とにかく既視感のないゲームデザインになっていること。オマージュとしてMOTHERへのリスペクトこそ随所から感じられるものの、プレイしてMOTHER的と感じられる場面はそこまで多くなく、むしろゲームとして受ける印象はMOTHERと逆のものでしょう。既存のRPGを踏襲していながら全く新しいRPGという点では完璧すぎるほどに完璧な作品でした。客観的に評価するならこれほど唯一無二の作品もないでしょう。
・言葉使い、キャラの個性
こちらも素晴らしい、いや、凄まじいといった方がいいかもしれませんな。出てくるキャラのその異様な存在感はこのゲームの印象を深めてくれてます。特にセリフ回しが秀逸。この辺はローカライズ担当の8-4の活躍もあってのことだけれども、印象深い台詞が多くキャラの個性を深めるのに一役買ってます。パピルスの文字表示の衝撃も凄まじいものだった……というかあんなのアリなのか……?やや悪ノリというかスラングの多用も見られるけれども、センスで調和されてるのでそこまでの違和感は覚えないかと。ローグレガシーの特性紹介文ではイライラすることが多かったけど今作ではそれを感じなかったのでやっぱ上手い作品なんだなーと(ローグレガシーのローカライズが悪いわけでは無くあんまり自分には合わなかっただけなんだけど)。
・グラフィック
ドット絵を基調とした惹きのあるものです。かなり魅力的でありMOTHER的。それが故にショックな展開が印象的になるとも言えるでしょうな(1周目ラストバトルとか)。
・戦闘システム
弾幕STGの要素が強いと聞いたけど…どうなんでしょうね?普段「殺す」弾幕にしか触れていないのでどうもこういう魅せる弾幕と疎いもんでそこまでSTG感はないかなーと思ったのだけど。
でもシステム自体は素晴らしい。その手があったか!と思えるものであり演出として作用してるしキャラの個性をより際立たせることに成功している。物語演出にもバシッと作用しているのが凄い。トリエル戦で弾が自機を避けるように動いていくシーンとか……、よくこのシステムを考え付いたと思う。ただこれが故に人は選ぶ可能性も無きにしも非ずな感じですな。弾の数に圧倒される人はされるだろうし。でも難易度自体はかなり低いし、それに加えて演出を最優先したものだからある程度避けやすい工夫もされてると思うんだが……。
敵に対して会話することが可能なのは女神転生みたいな感じだけれども、「誰も死ぬ必要のないRPG」なだけあってこのリアクションを見るのが面白い。主軸にするだけのことはある感じです。
・音楽
自分はアンダーテールを2周してゲーム制作者としてのToby fox氏のことは嫌悪するようになったんだけども、作曲者としてのToby fox氏は認めざるを得ない。というか本当に素晴らしいとしか言いようがない。捨て曲らしい曲は一つも見当たらず、それでいて曲数は非常に多く、どれもこれもが印象的。自分のお気に入りは先に挙げたSpider danceとかなんだけど、本当に良い曲をお書きになられる。音楽だけでもこのゲームを買う価値がある。ゲー音Wikiで異様な高評価だったのは知っていたけどこれほどだったとはね。
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アンダーテールで傷ついた心を癒すために遊園地にでも行ってみることにした。まあゲームで、なんだけど。ということでタイトルとパッケージでは全くもってSTGには見えないハームフルパークをプレイしてみた。ラスボスまでたどり着いた現時点での感想は、なんでもっと早く買ってやらなかったんだ……というもの。これは素晴らしい。PSのSTGでは屈指の出来、いや移植を除いたもので言えば頂点に立つとまで言い切っていいほどに素晴らしいものなんじゃなかろうか。現時点での点数で示すなら10点満点中3億くらい。世紀の大傑作の匂いがギュンギュンしてきた。
ゲームとしてはサンダーフォースとパロディウスを足して2で割ったような感じというか、雑に言えば4つの武器を自由に切り替えつつコミカルな世界観の元(舞台は遊園地!)撃ちまくりスコアアイテム取りまくりというもの。奇をてらった面はなく、オーソドックスなSTGなんだけど丁寧な作り込みが非常に良い。まずはその華やかかつグラフィックと世界観。STGというとどうも暗かったり救いがなかったり地球が割れたりとそんなのが多かったり、そうでなくてもポップなSTGというのは中々に数少ないと思うのだけど(ポップ系STGといえばパロディウスやツインビーくらいか?ラジルギもそうと言えばそうだけど裏設定含めると…)、今作はまさしくポップでキュートなSTGだろう。色鮮やかで華やか、それでいて緻密な書き込みのされたグラフィックは見るものを「ハッ!」とさせてくれる。可愛らしく楽しい動きを魅せてくれる雑魚敵やボスの動きも非常に良く、ステージ内のギミックもこれまた秀逸。遊園地を舞台として、遊園地らしいギミックの数々とロケーションはプレイしてて本当に楽しい。予想もつかない楽しませる展開の数々が素晴らしいね。
あと絶望を与えない難易度調整も中々素晴らしいと思う。デフォルトのイージーでプレイしているからかもしれないけど難易度は割と抑えられていると感じる。でも油断すると死ねたりするんだけど、ちゃんとボムを使うなりするとすんなりと抜けられるというバランス調整が非常に上手い。初心者でも楽しめるこういう配慮は中々いいんじゃないいいんじゃない?
スコアシステムも奇をてらったものでなく、ガレッガやパロディウスよろしく連続してクリスタルを獲得していくとどんどんクリスタル一個当たりの素点が大きくなっていく、そして一個でも落とすと素点は最初からという仕様なので非常にアツい。それは俺のクリスタルだーッ!!そこをどけー!!とばかりに遊園地内を暴走し、挙句の果てに敵の弾に激突したりもするんだけどそれが楽しい。ポップでキュートだけど、こういったマニア心をくすぐるシステムもアリと本当に作り込まれているのが分かる。武器の使い分けは特に考えなくて好きな武器を使えば良いという簡略化は効いているものの、一度死ぬとパワーが最低まで下がるので武器の温存といった戦略性も生まれるのもいい。本当に良く出来たSTGだ。
ということでラスボスにはまだ勝ててはいないんだけどこれは面白いゲームを引いたなーという感じです。こんなゲームがあったんだなあ……。是非ともクリアまでしたいもんだけど果たして出来るかな……
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桃薔薇はコンテニュー2回(実質3回、バーン様撃破と同時にコンテニューする羽目になった)でALL成功。なんなら5ボスもノーミスで6面蛇地帯までノーミスだった。ただ蛇地帯で残機ほぼ全てかっ飛ばしちゃって……何とか残機ゼロで6面スクランブルエッグは倒したけどその後の腐れパートが……。あんなの卑怯以外の言葉が出てこないというか抜け方すら思い浮かばないけどどないしたらいいんだろう……。7面はスクランブルエッグが地獄絵図と化している以外難所らしい難所はないと言っても良いのに(一応バーン様の機嫌が悪いと追い詰められて憤死するけど……)、6面でここまで難易度上げる必要はあったのだろうか。なんでここまで厳密なパターンを要求するゲームにしちゃったんだろう。いや、厳密なパターンの要求自体はいいのだけど、ここにランクまでも絡めたらそりゃ誰もが匙を投げるって……。1.01は相当改善されてまともなゲーム(まともとは言っていない)になっているけど、1.00は苦しいゲーム内容だね。俺はどっちも好きだけど……
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むちポもなんだかんだで4面中ボスまで行けた。なんで行けたかは全くもって不明。むちポは調子いい時は3面までは行けるんだけど調子悪いと2面で憤死なことが多くてよく分からないんだよね。ガレッガも最悪な時は3面が関の山な時はあるし、桃薔薇も3ボスの機嫌が悪いとそこで完全終了(これは1.00の話だけど)なことはあるけど、ちゃんと知識が身につけば先へ進めるバランスだったことを思うと、どうもむちポは性に合わんなー。知識が足りていないと言われればそこまでなんだけど、操作技術を上げるくらいしか攻略の道が開けないのはキツイね。アドリブ性がかなり強いというか。凡夫には向かんゲームなのかなぁ。
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・【完売⇒次回は8月23日】「マイニンテンドーストア」で10月1日お届け予定分のSwitch本体の予約が開始!
https://ninten-switch.com/mynintendo-sotre-20170822
・マイニンテンドーストアについて任天堂の広報担当「アクセスが減るまで復旧状況は分からない」
https://ninten-switch.com/mynintendo-sotre-20170822-kouhou

やはりというかなんというか、今までと大差ないね……。まあ今後の経過が大事、だろう。なんとか安定した供給になってほしいところだが……
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・『Saber Rider and the Star Sheriffs』がNintendo Switchでも発売へ!
https://ninten-switch.com/saber-rider-and-the-star-sheriffs-switch-ver

現行機のスイッチ、PS4、3DSはどうでもいいのだが、対応機種にドリームキャストにPCEだあーッ!!??ドリキャスは終わらないハードだから分からなくもないけど(未だに刺客が出るし)、PCEが対応しているのはよく分からん。PCEでは名の通った作品…というわけでも無いような気がするし。どうにも不可思議だがなんだか無性に気になるぜ……。2Dアクションだし出たらやりたいとは思うが(原作知らんけど)……
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・「雷子」「イルベロデリンジャ」「Island Days」など、クロンの3DS用ダウンロードソフトがすべて配信終了!
http://sinplelove.jp/blog-entry-6771.html

ええー!!俺まだラジルギ買ってないよ!!なんなら今回のセールの時にでも買おうと思っていたのだが……。マイルストーンSTGは今後出るかどうかも怪しい(たぶん出ないと思う)のになあ。完全に乗り遅れた。無能な俺を許してくれ。
……にしても、クロンの看板作品である雷子までもが配信終了しているのはどういうことなんだろう。Vita版はあるらしいしよく分からんな……。これは早めに確保せよ、ということなのか…?出来ることなら再配信してもらいたいけど雷子はともかく今更ラジルギなんてやりたがる人は極小だしどうなるんだろう……




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