2016年10月20日木曜日

ゲーム音楽 バッドオーメン

GAME SOUND LEGEND SERIES 「LEGEND OF GAME MUSIC ~CONSUMER BOX~」 - ゲーム・ミュージック
GAME SOUND LEGEND SERIES 「LEGEND OF GAME MUSIC ~CONSUMER BOX~」 - ゲーム・ミュージック


HOT・B魂のブロック崩し。ゲーム音楽『バッドオーメン』の紹介。


・メーカー HOT・B(開発:元気)
・ハード MD
・作曲者 崎元仁
・ゲームプレイ状況 未プレイ
・サントラ状況 LEGEND OF GAME MUSIC ~CONSUMER BOX~に収録。自分は買い損ねた身…


曲リスト(https://www.youtube.com/watch?v=31t0tdNXR-4こちらより引用)
曲名 (補足)
01.Intro (イントロ)
02.Title Screen (US Version) (タイトル/米国版)
03.Title Screen (JP Version) (タイトル/日本版)
04.Stage 1 - Graveyard (ステージ1/墓地)
05.Defeat the Boss! (ボス撃破)
06.Survive the Boss! (ボス生存)
07.Stage Clear (ステージクリア)
08.Stage 2 - Clock Tower (ステージ2/時計台)
09.Stage 3 - Waterfalls (ステージ3/滝)
10.Stage 4 - Air Passage (ステージ4/気道)
11.Stage 5 - Seaside (ステージ5/海辺)
12.Stage 6 - Volcano (ステージ6/火山)
13.Stage 7 - Prarie (ステージ7/草原)
14.Time's Running Out! (タイムアップ直前)
15.Final Boss (ラストボス)
16.Game Clear (ゲームクリア)
17.Game Over (ゲームオーバー)




皆さんはテレプシコラ(テルプシコラとも言われる)というサウンドドライバをご存知でしょうか?サウンドドライバなんて気にしたことないヨ!よく分からないヨ!という人も安心です。なにせ書いてる人もそこまで深く分かっているわけではないですから(え?
テレプシコラは崎元仁さんによって生み出されたFM音源ドライバであり、滅茶苦茶省略して述べると「なんだかとにかく音が凄いぜ!」といった具合に普通のゲームとは音色の響きが一味も二味も違う深みのあるゴリゴリとした音が鳴り響くのが特徴でもあったりします。崎元&岩田コンビのデビュー作「REVOLTER」で登場して以降、崎元岩田コンビがFM音源場で音楽を作る時にちょいちょい登場しています。使用された作品の例を挙げると先の「REVOLTER(PC88)」に始まり「ヴェリテックス(MD)」「ガントレット(MD)」「スターシップランデブー(PC88)」などに用いられました(まだあるかも
今回のバッドオーメンもそんなテレプシコラ作品の一つで音楽の良さで有名なブロック崩しゲームとなっています。送り出したのはこと独創的世界観を作ることに関しては一流、肝心のゲームバランスは作品間に妙にばらつきがあることでおなじみかもしれないホットビィ。鋼鉄帝国と並んでホットビィの良作を語る上ではよく出てくる印象がありますね。ただゲーム内容は良くも悪くもブロック崩しなので音楽の良さだけが突出している印象がありますが……
音楽面は崎元さん単独。重厚なサウンドの出来栄えは素晴らしく、メガドラ音楽の代表格と言っても過言ではないでしょう。ちなみにおなじみのよく分からない曲名は今作では鳴りを潜めているみたいです。うーん残念と言うかなんというか……
個人的お気に入り
・Intro
独特で綺麗なメインメロディが響く中低音の響きにも注目したいところ。ブロック崩しのイントロとは到底思えないのが個性的。
・Stage 1 - Graveyard
墓地が舞台ということでおどろおどろしくも1面曲ということで心をつかむ要素はバッチリ。墓地でありながら疾走感があるのも面白いところ。
・Defeat the Boss!
ボス撃破のシーンで流れるらしいがボス感満載で迫力アリアリなかっちょいい楽曲。重厚な音色に押しつぶされそうになる感じがたまらない。
・Stage 2 - Clock Tower
浮遊感の強い高音部分とじりじりと響く低音との兼ね合いで魅せておいてからのループ直前の重厚な音色で一気にこちらの心を奪っていく。
・Stage 3 - Waterfalls
ゴリゴリと響く音色を前面に押し出しつつ、穏やかでもあり激しくもある不思議な空気を持つ楽曲。
・Stage 5 - Seaside
浮遊感の強い音色を押し出した楽曲。他の楽曲とはかなり気色が異なり独特の空気が特徴。しかし重厚な音色はしっかり存在していて聴きごたえあり。
・Stage 7 - Prarie
バッドオーメンを代表する楽曲。印象的なイントロから入り重厚な音色がゴリゴリと響き渡る。もはやブロック崩しの音楽とは思えないシリアスかつ強烈な音色と曲構成はまさにFMの神技。文句なしにオススメの楽曲でありテレプシコラ系の中ではトップクラスの出来の曲。人気も高し。
入手方法・その他
クラリスディスクが出したホットビィファン感涙の「Rom Cassette Disc In HOT-B」になぜか未収録という仕打ちを喰らい入手手段は「LEGEND OF GAME MUSIC ~CONSUMER BOX~」のみとなっている感じです。どちらも暴騰してるのが歯がゆい感じですね……(ホットビィの方は予想外だった)。
サントラは買えるうちに買え!ということですな。常々注意したいところです……

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