2016年9月10日土曜日

ゲーム音楽 バトルトード

バトルトード -
バトルトード -


レア社の看板ベルトスクロールカエルアクション。ゲーム音楽『バトルトード』の紹介。


・メーカー レア社(発売はメサイヤ(FC,GB)、セガ(MD))
・ハード FC、GB、MD
・作曲者 David Wise、橋本彦士(ゲー音Wiki見る限り編曲?)
・ゲームプレイ状況 未プレイ
・サントラ状況 CD媒体の供給はいまいち不明。海外にてNES音源がVinyl(レコード)化されています。それにデジタル音源が付いているかは所持していないので何とも……


曲リスト(みんなで決めるゲー音Wikiより)
「曲名」 補足
『FC版収録曲』
「Title Screen」
「Interlude ~ The T-Bird」
「Ragnarok's Canyon」 Area 1
「Wookie Hole」 Area 2
「Turbo Tunnel」 Area 3
「Turbo Tunnel Bike Race」
「Turbo Tunnel Bike Race (Extended)」
「Arctic Caverns」 Area 4
「Surf City & Terra Tubes」 Area 5・9
「Karnath's Lair」 Area 6
「Volkmire's Inferno」 Area 7
「V. Inferno Rocket Race」
「Intruder Excluder」 Area 8
「Terra Tubes」 Unused
「Rat Race」 Area 10
「Clinger Wingers」 Area 11
「The Revolution」 Area 12
「Boss Battle」
「Level Complete」
「Game Over」
「Pause」 ポーズかけた時に流れる。NES版のみ

『GB版収録曲』
「title & ending」
「stage 1」
「stage 2」
「stage 3」
「stage 4」
「stage 5」
「stage 6」
「stage 7」
「stage 8」
「boss」
「final boss」



スーパードンキーコングで一躍その名をとどろかせることになるレア社が任天堂とがっちりタッグを組む前に送り出された看板シリーズ。T.M.N.T.シリーズに対してレア社が出した対抗馬、とも言える作品でもありますね。見た目もノリも洋ゲー感満載ですが、レア社らしく高難易度ではありますが、高い完成度と作り込みと技術力を垣間見ることが出来るファミコン末期の優秀なアクションゲームです。後に数々のハードに移植リメイクされてますな。
音楽面でもその作り込みは流石の一言。レア社と言えばのデビッド・ワイズさんによる8bitミュージックはファミコンでありながらノリの良い楽曲が非常に多く軽快で爽快。スーパードンキーコングシリーズを彷彿させる楽曲もちらほらあったり。しかし今作独自のノリを意識した楽曲が多いデス。
ちなみにGB版は音色がちょいと違うのでFC版とはまた違った趣。メガドラ版はFMなのでこちらはかなり原曲とは違った印象を受けるかも。どちらも捨てがたい出来です。一聴する価値はアリ。またSFCリメイク(バトルトードインバトルマニアック)ではロック調の音楽に変貌し暴力性が強まりましたがそれでもコミカルさが残っているのが面白いところ。こちらも聴いてもらいたいところですねー。
個人的お気に入り
・Title Screen
何故かタイトル画面からノリノリな楽曲。リズミカルなその音楽は耳に残り、バトルトードの色を構成しているとも思わせる。
・Ragnarok's Canyon
バトルトードを象徴する楽曲。ワイズ節を効かせた思いつかないようなメロディラインとそれを構成する音色が素晴らしい。1面曲にしてはかなり落ち着いた印象ですが、それでもこうして記憶に残るところはやはりすごいところ。
・Wookie Hole
冒頭の効果音から始まり不思議とノリの良い展開が続く。低音部分の音の厚みにも注目したいところ。
・Arctic Cavern
高音のメロディパートと低音パートの兼ね合いがちょっとドンキーコングランド系を思わせるよう……と思いきや中盤~終盤の展開はFC音源らしさを感じられる音の重なりがいい感じ。
・V. Inferno Rocket Race
ノリの良い音楽の代表例とも言える楽曲。軽快なメロディに合わせてSTG技能検定が展開される。速度アップバージョンのテンションの高さは今作の中でもピカイチ。
・Intruder Excluder
独特のベースパートと浮遊感のある音色がどことなく工場のようなロケーションを思わせる。
・Rat Race
バトルトードの中でも一際人気の高い楽曲。これまでの低音を効かせた楽曲とはまるで異なり高音がとにかく印象に残る。軽快なリズムに加えてかき鳴らされる高音部分がびっしりハマっている。次第にテンポアップしていきそのたびに更に名曲化していくのも面白いところ。
・Boss Battle
ノリの良いボス戦。曲自体はかなり短いもののその中でも飽きないような展開がされている。長時間聴いても飽きが来ない。
入手方法・その他
無念にもサントラは出ていない……とここ数年思っていたのですがレコードはどうやら出ているみたいです。
http://store.iam8bit.co.uk/
こちらのサイトで購入することが可能ですね。ここでは他にもパーフェクトダークやバンカズのレコードがあったような気が。キラーインスティンクトなんてものもあったり。デジタル音源が入ってるかは不明ですがニッチな商品ですねー。でも個人的にはCDで欲しかったりも。まあ出てくれるだけありがたい話なんですけどね。

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