2016年9月19日月曜日

ショックガーン難しいクリア

雨は嫌いだが曇り空は嫌いじゃない。薄暗くどんよりとした雲をぼんやりと眺めていると自分の中にある鬱屈とした何かが見えている光景と混ざり合い溶け込みグルグルと思考はまわり始め黒い雲がグルグルとまわり薄暗い感情もグルグルとまわりグルグルグルグル……
なんて勘違い感情を消し飛ばしてくれたのがショックガーンであった。つーことでハマりにハマってた「クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ オマケの都ショックガーン!」をクリアした。いやーこれは凄いね!GBA2Dアクションの傑作だね!問題点らしい問題点が全くと言っていいほど見つからず、難易度は一見高く見え実際高いが不可能ではなく救済措置もしっかり存在していて、何よりキャラゲーとして愛を感じる作りだ。しんちゃんたちに与えられた役割にも違和感を感じない。ゲーム的な動作もほぼ完璧。演出面は言うことなし。バカ要素とギャグ描写も切れ味があって楽しめる。これこそ真の万人向け良質アクションと言ってもいいかもしれない。インティクリエイツは流石だぜ!あんたら輝いているぜ!
しかもただクリアしただけではなくちゃんとやり込み要素もある程度網羅した上でのクリアだ。お助けカードは全て集めたしアイテムも完全収集に成功。攻略サイトのお世話になる場面もあったが(四郎くんの場所とか…)、地道なやり込みで何気なく分かる仕組みになっていると思う。実際時間さえかければどうにかなる感じだった。お助けカードに関していえば原作の知識がいるので全く知らないと厳しいかもしれないがこちらもなんとなく分かる作り(カード交換で野原家で組み合わせると強カードに変更できたり)になっているのが良くできたところ。小さいお子様でもやり込める作りなのは尊敬に値する。
シナリオ面を見てもクレヨンしんちゃんとして違和感を感じさせず、それでいてちゃんと読ませる考えさせる作りは中々の物だろう。今作にはアニメの監督も関わっているようで、映画なりを見ている気分にもなる(と言っても俺はアニメをほとんど見ん人間なのでしんちゃんの記憶は幼少時程度で映画はあっぱれ戦国くらいしか知らないのだが……)。そしてそれがフルボイスで展開されるのが今作の最も恐ろしいところ。GBAであり多少音質は厳しいものがあるが、でもしっかりとアニメの声優の声が聞こえるその設計は本当に素晴らしい限りだ。愛を感じるよ。
総合的に見ても、キャラゲーとしてはおろか一つのゲームとして極めて高い完成度を誇る傑作であったとしか言いようがない。こういったアクションゲームが遊べて良かったと心から思ったよ。こっちが面白すぎてテイルズオブジアビスが全く進まなかったけど、それも気にならないほどの素晴らしさだ。
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ゲームを攻略するスタンスは各々さまざまであるが、ゲームの本質たるやプログラムとの戦いだろう。製作者が作り出したプログラムを制覇することこそがゲームのゲームたる部分だろう。
…なんて考えは古臭く時代遅れのものなのだろうか。自分のプレイスタンスはとりあえず1周目は攻略情報と絶ち、自分で試行錯誤するというものではあるが、その考えでポケモンGoをプレイしていたらなんだか永遠に楽しめないような気がしてきたんだよね。
というのも適当にプレイし続けているのを知人に見られたのだがどうも俺のプレイは明らかに異端らしい。「自分で試行錯誤することが楽しいんじゃないの?」と聞き返してみてもこっちの望む反応は返ってこなかった。どころかなんだか白い目で見られてしまった。攻略サイトを見ながらのプレイなんてただの答え合わせでしかないんじゃないか……と思うのだが。
これはポケモンGoが極めてまっとうなソーシャルゲームであることも影響してるのかね。大した情報も与えられず、周りの人とコミュニケーションを取りながらゲームについての理解を深めていくって作りだし。そこへ来て攻略情報を徹底的に絶ち誰の話も聞き入れず黙々と進めている俺がおかしいと言えばおかしいのだろうが。あーこれだから人と関わるゲームは苦手。結局どこ行っても居場所なんてありゃしない。問題を抱えているのは俺の方に他ならないんだが。
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Ease Yourselfは英語ポンコツ脳の自分の中では「楽にしてください」と言った意味になると思うんだが、テンペスト2000の該当曲はどう考えても楽にならないような曲調に思えてならない。聴けば聴くほど頭が覚醒してきてトリップしてくる(ということは覚醒してないっぽいな)。何を思ってこの曲名にしたのか、不思議に思えるがそれでもこの曲がいい曲であるということは揺るがしようもない事実だ。
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ゲームカタログでロゼと黄昏の古城の記事を発見するも判定が賛否両論でげんなり。ホタルノニッキは良作なのに?やっぱりここの判定基準は意味が分からないよ。俺だったらどっちも判定無しにするが……。
ちなみに客観的視点を完全に無視して俺の凝り固まった主観だけで良いならホタルノニッキはハッキリ言って厳しいゲームで、ロゼの方はかなりの傑作ということで落ち着くんだがいかがなもんだろうか(と書いたところであんま意味ないんだけど
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・[TGS 2016]ボス級のモンスターすら買収して味方にできる。日本一ソフトウェアの「プリンセスは金の亡者」プレイレポートをお届け
http://www.4gamer.net/games/353/G035313/20160918048/

俺の中でのかなりの期待作となった金の亡者のプレイレポがあるんで良かったら見てやってください。ちなみにこのゲームの推しポイントを挙げるとするなら、鬼のようなドットの小気味よい動き…ではなく、電卓を使った斬新な内容…でも無く(つーかアイデア自体はもぎチンの方が先だしね)、電卓を使ってるときのプリンセスのゲス顔だろう。可愛らしくも金命みたいなのが伝わってくる表情はまっとうなゲームのヒロインとは全く思えないが、そもそもまっとうなゲームじゃないので何の問題もない!これを見るためだけに買う価値があると言っても過言じゃない…とまでは言わんが結構見てて面白かったっす。



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