2016年8月25日木曜日

ゲーム音楽 ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝

ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝 -
ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝 -


GBAの正統派ワリオ。ゲーム音楽『ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』の紹介。


・メーカー 任天堂
・ハード GBA
・作曲者 吉冨亮二
・ゲームプレイ状況 クリア済み
・サントラ状況 出てません。一応一部楽曲が「ニンテンドーサウンドセレクション Vol.2 クッパ」に収録。


曲リスト(みんなで決めるゲー音Wikiより)
「曲名」 補足 「英題(YouTubeにある名義上のもの)」
「タイトル」 「Title screen」
「ピラミッドつうろ」 「Inside the Pyramid」
「はじまりのいせき」 「Hall of Heiroglyphs」
「Hurry Up!」 タイマー踏んだ後 「Hurry Up!」
「アイテムショップ」 「Item Shop」
「ボスバトル」 「Boss Battle」
「Sunny Side Up」 ヤシのきじま カラオケモードで聞ける 「Palm tree paradise」
「パズルルーム」 「Puzzle Room」
「おはなばたけ」 「Wildflower Fields」
「なぞのちていこ」 「Mystic Lake」
「あめのジャングル」 「Monsoon Jungle」
「あやしいこうじょう」 「Curious Factory」
「ひみつのはいきぶつしょりじょう」 「Toxic Landfill」
「-40℃のれいぞうこ」 「- 40 Below Fridge」
「ピンボールタワー」 「Pinball Zone」
「つみきのおしろ」 「Toy Block Tower」
「すごろくのくに」 「The Big Board」
「らくがきのもり」 「Doodle Woods」
「ドミノストリート」 「Domino Row」
「みかづきのゴーストタウン」 「Crescent Moon Village」
「アラビアンナイト」 「Arabian Night」
「ほのおのどうくつ」 「Fiery Cavern」
「ホラーマンション」 「Hotel Horror」
「さいごのつうろ」 普通にプレイしたら聞けない 「Gloden Passage」
「ラストバトル」 ヨーキ戦 「Golden Diva」
「エンディング」 スタッフロール 「Credits」
「あのひつじかいについてしっている2、3のこと」 サウンドルーム収録曲(以下同様) 「About That Shepherd」
「そのつぎにわからないモノ」 「Things That Never Change」
「あしたのけつあつ」 「Tomorrow's Blood Pressure」
「たちくらみのむこうがわ」 「Beyond The Headrush」
「りゅうぼくとアイルランドいぬ」 「Driftwood & the Island Dog」
「さいばんかんのあし」 「The Judge's Feet」
「つきのでんちゅう」 「The Moon's Lamppost」
「ヤワラカイこうら」 「Soft Shell」
「やっぱりねむいね……」 「So Sleepy」
「みぢかいふとん」 「The Short Futon」
「アボカドソング」 「Avocado Song」
「ハエおとこ」 「Mr. Fly」
「きのうのコトバ」 「Yesterday's Words」
「おつかい」 「The Errand」
「きみとクツ」 「You and Your Shoes」
「エーテルおじさんとプラナリア」 「Mr. Ether & Planaria」



GBAの性能を見せつける!そんな心意気で開発された(と思う)ワリオランドアドバンス ヨーキーのお宝。実質的なワリオランド4であり海外ではwario land 4とナンバリングタイトルになってます(ワリオランドとしては5作品目であり外伝としてバーチャルボーイのアワゾンが存在)。ゲームの特徴としては過去2作でその存在感を示した不死身システムを撤廃し体力制に。この変更は賛否あったものの、過去作よりおなじみの探索要素を崩さず維持し、そこに圧倒的スピード感を加え更にはリアクションまで過激に進化を遂げたためゲーム自体はGBA初期を代表する名作と謳われることも多いデス。激ムズがホントに激ムズと言うのもある意味有名ですな。
GBA初期ということでGBでは無理だったことをやろう!なんていう気合が見えるほど、音楽としてはワリオランドとしても任天堂としても一風変わったものに仕上がってるのも今作の魅力。歌うステージ曲やSEとして積極的なボイス採用によってGBAの力を見せつけました。初期の作品でまだ仕様や性能面に不慣れな作品もある中ここまで独自色の強く耳に残るクオリティの音楽を作り上げたのは流石です。しゃがんだりするとスムーズに曲調が変化するのも特徴的。
……が、何故か今作のサウンドテストにはほんのごく一部を除きゲーム内の音楽が収録されていないという斜め上の仕様により多くの愛好家が涙した罪深き作品でもあります。サントラは例によって未発売。どうしてこんなことを……
作曲を務めたのは吉富亮二さん。任天堂サウンドスタッフの中では正直あまり名前が挙がる方ではありませんが、ワリオランドで石川こずえさんと共作したりメイドインワリオの音楽面を担当されてます。あの伝説の「声の漂う波間まで」を作ったのも氏だとか。今作にそのルーツがあったりなかったり。
個人的お気に入り
・Hurry Up!
今作を象徴する楽曲の一つ。時間制限のある場面でしか流れないが、各面で聴くことになるので頻繁に聴くことになる。緊迫感溢れる曲調と、独特なリズム感が特徴的。サビの緊迫感が極めて良し。ラスボス撃破後にも友情出演。
・Sunny Side Up
今作を象徴する楽曲の一つ。歌付きの楽曲として多くの人々を驚愕させた伝説の楽曲。その証拠にサウンドテストで隠し曲として収録。南国気分のうららかな音楽に対して歌声がなぜか涙を誘う。そのギャップにハマる人多し。洞窟内で流れるバージョンも良し。
・なぞのちていこ
ミステリアスでゆったりとした音使いがクセになりそうな曲。不思議と長く聴いていると落ち着いてくる。
・あめのジャングル
雨のSEも交えて作られている楽曲。渋くムードあるその音色は聴き惚れるほど。
・あやしいこうじょう
ノイズの使い方が印象的で思わず工場らしさを感じてしまう一曲。不穏さを感じる。メロディラインも怪しさ満点で中々に心地よい。
・ひみつのはいきぶつしょりじょう
ベース一辺倒の非常にダークでカッコいい始まりから突然転調してハードなロック調の音楽に変わるのが特徴。ダイナミックな曲展開とスピーディーなその曲調はステージ曲の中でも屈指のカッコよさ。渋い楽曲が多い中ド直球のアツさを誇るこの楽曲に惹かれる人も多し。
・つみきのおしろ
渋い楽曲が多い今作の中では非常にポップで明るい。軽快なリズムが心地よい。
・すごろくのくに
ガンスターヒーローズの如く強烈なインパクトを誇るステージ内容(名の通り双六が重要なギミックになってる)に反してその音楽は意外にも地味。しかしその地味な曲調も非常に記憶に残る不思議な曲。
・みかづきのゴーストタウン
ダークさ全開でおどろおどろしい曲。ボイスなども効果的に使っておりヨーキーと言えばこの曲という感じのイメージが自分は付いている。2ループ目の数々の音が入り混じるサビ部分がアツい。メイドインワリオに一部分が友情出演。
・エンディング
実は日本版と英語版で楽曲に一部違いがある特殊な曲(歌が日本語か英語かの違い)。それまでのステージ曲をリミックス的にメドレーにしているのが特徴。
どうやらエンディングで流れるリミックスにはいくつか種類があるようなのですが、当の本人の腕前がお粗末な感じなのでどのパターンの時にこの曲!と言うのが分からない状況だったりします。難易度ノーマルでショコラ姫が2番目の姿(正史)の状態で「みかづきのゴーストタウン」→「らくがきのもり」が流れました。BGM集に挙がってるものの多くは「つみきのおしろ」→「あめのジャングル」のタイプですねー。個人的には前者が好きですが……。何かこの法則について詳しい方、情報募集しています。
・つきのでんちゅう
実はあの名曲Sunny Side Upの逆再生。なぜ逆再生しようと思ったのかは完全に不明。不協和音染みた音使いが背筋を凍らせるがずっと聴いてるとなんかクセになるような……
・ヤワラカイこうら
パズルルームのリミックス的存在。怪しい曲ばっかりなサウンドテストの中では結構聴ける楽曲。パズルルームとの違いを楽しむのもオツなもの。
入手方法・その他
サントラは出ていませんが『ニンテンドーサウンドセレクション Vol.2 クッパ』に「ひみつのはいきぶつしょりじょう」が収録されています。が! 今作の魅力はその楽曲だけではないので本当に惜しいものです。サウンドテストの仕様もアレなものなのでゲームをやって聴くしか無いっちゃ無いもんです。実に惜しい……。いつの日にかワリオサントラコレクションが出てくれれば…!(個人的な要望をここに書くなよ

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