2017年3月9日木曜日

この思考回路を少しはどうにかしたい

ブラスターマスターゼロのレビューを発見したので読んでみる。

・ブラスターマスターゼロ Review
http://jp.ign.com/blastermaster-zero/11980/review/

述べられていることに対しては特に異論はなく、自分のようにありもしない面白さを妄信しそれにしがみついているような節も無くしっかりしている。評価も高いし。しかし……
とはいえ、もっと現代風にしてもよかったのではないかと思える部分も多く存在する。特にソフィアのアクションは気になる点が多い。ソフィアはゲージを消費することで追加武装や空中ホバーを使うことができるわけだが、このゲージの回復がとにかく面倒なのである。ゲージはアイテムを取るか時間経過で回復するのだが、アイテムは大量に出るわけでもないし待つのもかなり時間がかかる。セーブポイントでも全回復しないので、セーブしたあとわざわざリスタートしたほうがマシということになってしまっているのだ(死亡したりリスタートすると全回復して最後のチェックポイントからやり直せる)。

ほかにも、奥に行っても通常のアイテムしかないダンジョンがあったり、ジェイソンの落下耐性がファミリーコンピュータ版「スペランカー」並だったり、通常射撃が当たらない芋虫のような敵が必要以上に出てきたり、リフトを渡り続けるだけの退屈な場面があったりと、レトロ風だと解釈しても厄介な部分は多い。題材となる作品がある以上ゆずれない部分なのかもしれないが、過去を知らないプレイヤーからすると長所だとは思えなかったというのが事実だ。
この文章に思わずハッとさせられた。自分は原作であるメタファイトを知っているから(というか直前にプレイしていた)こそその凄まじいまでの進化を体感することが出来たけれど、普通に考えれば今更ファミコンのゲームなんぞやりたがる野郎なんて誰一人としておらず、そもそもメタファイトなんて誰も覚えてはいない(暴言)。メタファイトを知らなければ普通の良く出来たゲームにしか映らず、それでいてレトロな欠点が目に付く作品にしかならないだろう。それ自体は、まあいい。インティクリエイツもある種そういったゲームを目指して作った節があるし。ただ、自分が凄いと思っていたところが普通の人から見れば何の変哲もないどころかただの欠点にしか見えない可能性があることに気が付いてどうにもならないやるせなさを覚えた。
思考はさらに巡り原典であるメタファイトに行きつく。ブラスターマスターゼロをプレイして、メタファイトをやったこと無い人が興味を持ちプレイしたらどう思うだろう、と。バカみたいに広いマップ、やけに高い難易度、いちいちホバー残量などを回収しなくては先へ進めないバランス、新作以上に湧き出てくるイモムシ型の敵、セーブもなければパスワードも無い(これはVCでやれば解決するけど)、物語もほぼ存在しない……。ダメダメなゲームにしか思われないんじゃないか?そう思うとどうにもならない無力感に苛まれる。というか既に思われている可能性もある。

……ま、不安がっても仕方がないな。新作をやった後で旧作に遡るような自分みたいな脳に何らかの欠陥を抱えた大馬鹿野郎なんて空想上のものだと思うことにしておこう。そんなゲーマーなんて世の中には一人もいないと思えば少しは気は楽だ。それにゲームについてどう思おうと自由だし。90年代から脳がちっとも進歩していない自分のような腐った意見に惑わされることなくフラットな気持ちでブラスターマスターゼロと超惑星戦記メタファイトをプレイしていただきたいと思った。世間と自分の評価が違うなんてのは昔っからそうだしそれを今更嘆いても仕方がない。それに自分が面白いと思ったゲーム(パワポケ7とか)は全てありもしない面白さを妄信したようなものばかりだしな!それはそれで虚しいけど。

※ピンポイントな重箱の隅
ゲームオーバーになれば戦車のサブウェポン全没収、ホバー残量もゼロ、生身のガンパワーもゼロになるという仕様やホバー残量は自動回復せずいちいち敵を倒すなりダンジョン潜って回収に行かなければいけないという原作と比べると、今作のサブウェポンとホバーを統一して更に自動回復まで付け加えて回復アイテムも惜しみなく出している作りは仏の所業と言えるほど。イモムシ型の敵に対してバリバリとサブウェポンで攻撃できるように調整しているのが分かる作りになっている。サブウェポンが出しやすくなっているのもポイント。だからと言ってメタファイトを遊んでそれを体感せよ!とまでは言わないけど……
��__

それはそうとこのレビュー書いた人がたまによく見るブログの人でビックリした。こんな仕事もしていたんだなあ。
んなことより自分もとっとと文章を構成しなければ……。幸か不幸か「オリジナル版への敬意」ってところがものの見事にかぶってるんだけどどーしたもんやら……
��____

そんな風にネガティブな気持ちを吹っ飛ばしてくれたのがシャンティ海賊の呪い!とりあえず2つ目の島をクリアしたところまでプレイしたけどこりゃ面白いね!鬼のようなドット絵と奇想天外なギミックと謎解きが見事にハマっている。これは素晴らしい。
素晴らしい一方でゲームの難易度は未だに分からず。自分が近接系アクションが大の苦手ということもありステージでは死屍累々。バランス的には適度に難しいクラスなんだけどどーなんだろうねこりゃ。序盤でこういう印象を持つと最終的には難易度が跳ね上がるような気がしないでもないけど……。しかしウェイフォワードはそこまで無茶な難易度を設定してこないメーカーのはずだから適度に難しいを保ってくるのかな。
あと物語もよー分からん。なんとなくは理解できているけれど、やはり前作のプレイは必須みたいだ。なんか少し残念。そんなことくらいではこのゲームの価値が落ちることは無いと思うけど。それよりもローカライズがへっぽこなのが……。訳がアレなのは全然我慢できるけど改行は何とかしてくれよ!これのせいで文章が変に間抜けに見えるんだよ!そんな笑いこっちは欲しくねーよ!
��____

メタスラ2に挑み続けるも今回はジィ・コッカのところに辿り着く前に死亡。モーデン兵が強すぎる。そしてボムを出し惜しみすれば瞬間にミス確定というバランスはあまりにも厳しい。誰がなんと言おうと3よりも圧倒的に難しいと思う。アドリブが効くバランスといえば聞こえはいいけど、逆に言えばアドリブ力がなければ死ぬばかりじゃん。どうも納得がいかないぜ……。確かな反射神経と精密な操作技術が人よりはるかに劣る自分はここが限界なのかー?
��____

アイザックの伝説はサタンに会ったが勝つことが出来ずに終了。しばらくはサタンと戦うんじゃなくて、心臓を破壊してちゃんとクリアすることを念頭に置いた方が良いのかねー。心臓は楽に勝てるんだけどサタンはどーもこーも。アイテムのツモがカギな気がするから一概には言えないけど。うむむむむ。それはそうとプレイすればするほど色んなものがアンロックされてどんどん難しくなってくるバランスは何とも言い難いね。安定攻略を求めている身としては結構キツイ。
��____

・音の弾幕襲来! 究極のサウンドを体感せよ!『サイヴァリア リアセンブル オリジナルサウンドトラック』 新レーベル「CuEeen!」(※) より4月29日(土)発売!
http://claricedisc.shop-pro.jp/?pid=114763912

なにー!サイヴァリアのサントラ再販に加えて新たなものまで出るだとー!?
※新レーベル「CuEeen!」始動
「CuEeen!」は、さまざまな世代のゲームサウンドトラックを「クラリスディスク」よりリリースしてきたシティコネクションと、多くのゲームタイトルを手掛けてきたオーディオ制作部を持つサクセスによる共同レーベルです。
ドギューン!!みたいなレーベル名に一抹の不安を抱くが(というかこれを見た時にドギューン!!を思い出す方がどうかしていると思う)、期待しておこう。
��____

・(Windows PCソフト)鋼鉄帝国-STEEL EMPIRE- 初回限定サントラCD 1983限定特典セット
https://shop.1983.jp/shop/shop.cgi?order=&class=all&keyword=%8D%7C%93S%92%E9%8D%91&FF=0&price_sort=5&pic_only=&mode=p_wide&id=16801&superkey=1

と思ったら鋼鉄帝国のPC版にもサントラが付いている始末。どーしよーメガドラ版までついてくるとは完全に想定外。どうせならGBA版も付けてヨ!なんてことも思ったけどこれは買いなのか?サントラだけが欲しい身としてはかなり複雑だぜ……。値段的にはサントラの値段とどっこいどっこいだけど。
��____

・『クロワルール・シグマ』PS4パッケージ版が発売開始、インディーゲームとのコラボ衣装も本日より配信!
https://www.famitsu.com/news/201703/09128577.html

おっ発売されたのか。面白かったのでそれなりに売れてほしいもんだけどどーだか。
��____

・NHK放送でTwitterのトレンドを席巻。話題のゲーム音楽交響楽団JAGMOに会ってきた 「音楽家って実はゲーマー率高いんですよ」
http://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/jagmo

むむむ。名前は聞いたことあるが行ったことは無い。こういうオーケストラに気兼ねなく参加できる手持ちがあれば……
��____

とまあシャンティとかが忙しいので本日はこんなところで。




0 件のコメント:

コメントを投稿