2017年1月7日土曜日

時間が泥棒される

ティンクルスタースプライツ ~La Petite Princesse~を購入し変わらぬ面白さに頷いていた前回。あれから更にプレイして無事にストーリーモード1クレALL達成。更にロードラン、天神ミコトでの1クレALLも達成。続けざまにネオジオ版ティンクルも開始しメモリー女王に8連敗したりしつつもぶっ続けでプレイし続けてなんじゃもんじゃで1クレALL達成。ヤベエ何これ面白すぎ。気づいたら何時間も経っていた。こんなに熱中してゲームしたのも久々かもしれん。麻薬的な面白さだ。ゲーセンで気がふれたようにクレジットを投入し続けた時期があるけど、あの頃感じた面白さと寸分違わぬ面白さがここにあるよ。見た目がどうのこうのとかもうそんな些細なことは消し飛ぶ。面白い。本当に面白い。すげえ。凄すぎる。
ゲームにおいて重要なのは何よりもまず火力。今作の場合可愛らしい見た目ながらも連鎖爆撃システムのおかげでそこらそんじょのゲームよりも火力面が段違い。爆撃が凄まじすぎて処理落ちまで発生するほどで破壊のリズムに酔いしれることが出来る。システム面の斬新さはもはや言わずもがな。今見てもなお全く新しいタイプのSTGでありながら狙い撃ち、避け、タメ撃ち、パズル解法の快感を味わえる作りは芸術的ですらある。更に単にパズルの連鎖を意識するだけでなく、むしろ臨機応変さ、アドリブ性を求められる作りで飽きることは皆無。連鎖爆撃するタイミングが命でどこからでも一発逆転のカタルシスを味わえるのも魅力。とにもかくにもこのゲームはやはり凄い。本当に凄い。対戦型STGという数少ないジャンルではもちろんのこと、STG全体から見ても屈指の良作だよ。
ネオジオ版は元がACだけに難易度面がちょいと高め(それでもSTG全体から見たら相当低めだと思う。自分でもクリア出来たし)だが、PS2版は適度な難易度に収まっていると思う。いや、難易度面うんぬんの話でも何でもなく今作は面白かった。これをプレイ出来ただけでもPS3を買った意味はあった(PS2アーカイブスでプレイしている)。
さて、今度は難易度を上げてプレイしてみようかな。
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某所の人のサガスカレビューを見て、自分が思ったことを少し。とりあえず言語化しにくい面白さを持ったサガスカに対して的確な指摘、どもです。これってやっぱり4周したんでしょうか。あとプレイ時間の長さに関していえば、全要素を喰い切ろうとすると膨大も膨大になると思いますが、無視していいイベントも多いのでその辺はプレイヤー次第なんじゃないかと。自分は計ったわけじゃないんで分かりませんが体感で20~30時間でクリアしたはずなので手ごろなもんかと感じてました。すげえ長えと思ったイースⅧは(ある程度の要素無視して)50時間くらいでしたし。

ここから思ったこと。サガスカは紛れもなくVITA専用ソフトでVITAのRPGだけれども、一方でこれを据え置きに出しても楽しめないんじゃないかーと思った。確かに、サガスカのロードはかなり頻度も多く、長いので快適性では他のRPGとかと比べても良くはない。自分も戦闘開始前とかメニュー画面から戦闘準備に移行する時とかはもにゃもにゃしてるし。しかし、快適にしたとしても戦闘をただひたすらに繰り返すサガスカの内容だと作業感を強めてしまうんじゃないかと思った。
レディーゴーの読み込み演出こそがサガスカの代名詞だと自分はこのゲームやってて思ってる。レディーゴーの時の画面切り替えが多く起これば起こるほどその戦闘では「何かが起きる」ので、読み込みに関してはむしろ来てほしいとすら思う。サガの魅力は何が起こるか分からないところであり、サガスカはその部分のうま味だけを抽出して焦らしによる期待を加え戦闘の作業感を減らしたある種革命的なゲームですらあったと自分は感じてます。戦闘の難易度が高めで考える要素が他のRPGに比べて異常とも思えるレベルで多いのもその兼ね合いからでしょう。
戦闘一戦一戦にボリュームがあり、頭を使うゲームでもあるのでプレイしていて疲れやすいゲームでもあるわけだけど、だからこそ携帯機のスリープ機能がありがたく、空いた暇な時間に骨太で濃い戦闘が楽しみたい時にはうってつけのゲームでもあり。簡素でありながらも異様な濃さを誇るイベントをつまみ食い感覚で体感しつつ、それらをつなぎ合わせた骨太な物語も魅力的であり。サガスカはVitaのVitaによるVitaのためのゲームだと自分は思ってます。

そうは言っても人を選ぶゲームだと思うけどもねー。戦闘が合わなきゃどうにもならんし。んー。まあ今更サガやる人なんてそんなの分かり切ってるから別に良い…のか?分からんな……

あー、俺もとっととウルピナ編を進めて今想像してるやり込みでもやりたいところだなー。
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メタスラ3はロカで壊滅&壊滅寸前のいつものパターン。なんとか空中戦にこぎつけハゲおやじも軽く一蹴したんだけど、その後Hを取りに行くときに突如現れたバイク兵の前になすすべなく敗退。情けなくて言葉も出ません。
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ガレッガは6面に到達。6面まで来れたのなら勲章ガン無視するのがいいのかも。
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じゃあティンクルスタースプライツに戻るのでこれで失礼いたします。お食べになってを避ける戦いが始まる……





2 件のコメント:

  1. あけましておめでとうございます
    早速ですが感想ありがとうございます。
    サガスカは、実は買うかどうかギリギリまで考えたゲームです。
    ロマサガ3以降ずっと発売日に買ってきたシリーズですが、楽しめなくて酷評するぐらいなら無理して買うまではなあと。
    自分は迷っても、前情報やPV動画など一切見ないで決めるので。
    結果としてはすごく楽しかったです。
    ただ全キャラコンプは諦めました。
    自分はウルピナ編一周しただけです。
    詳しく調べてませんが、どうやら、初回プレイ向けのキャラみたいで、難易度も低いっぽいですね。
    中盤ぐらいまでは結構強引に進めてましたが
    途中からは練習育成がてらサブイベント付き合ってたら、どうやらキャラが育ちきっちゃったみたいで、プレイ時間は結構長く行ったかもしれません。
    (1キャラHP999になり、よく使う技が幾つかランク3までなるぐらいでした)
    2周以降はコツが分かってきてるので、
    手際よくやれるだろうと思います。

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  2. ��>某安さん
    あけおめでございます。どうも面白さを語りにくいゲームなのか、理詰めで語ってるところが少なかったので助かりました。面白かったです。
    サガスカは良いゲームでしたね。バッサリと要素を切り捨てていながらも、核の部分は残っていてそれが他のゲームでは味わえないものでいて、面白い。新しくも懐かしい、不思議なゲームだったと思います。
    ��自分はウルピナ編一周しただけです。
    おっとそうでしたか。今ちまちまと進めていますが、かなり親切なサガって感じですね。難易度面はそうでもないですけど。レオナルド編は世界に放り投げられて「じゃ、後はお好きに」みたいな感じだったので。自分としてはそっちのが好みですけど。
    ��途中からは練習育成がてらサブイベント付き合ってたら、どうやらキャラが育ちきっちゃったみたいで、
    うーむ、やっぱり全要素やりつくそうとすると1周でそのくらい時間使っちゃうんですかねー。自分はHP600前後でランク3に到達した技は一つもありませんでしたし。そもそもサガに対して戦闘しすぎると後々とんでもないことになるみたいな印象もあったんで、戦闘をなるべく回避しつつ進めてた節もありますし。
    それにしてもこうして同じゲームやっても進め方に差があったりして面白いもんですね。サガの話してるって感じがあります。

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