2016年6月1日水曜日

ゲーム音楽 メタルブラック

GUN FRONTIER/METAL BLACK/DINO REX Sound Tracks for Digital Generation~GameMusic Discovery Series~ - ゲーム・ミュージック
GUN FRONTIER/METAL BLACK/DINO REX Sound Tracks for Digital Generation~GameMusic Discovery Series~ - ゲーム・ミュージック

演出ゲーの開祖。ゲーム音楽『メタルブラック』の紹介。

・メーカー タイトー
・ハード AC、SS
・作曲者 ZUNTATA(渡部恭久(Yack.))
・ゲームプレイ状況 プレイ中
・サントラ状況 『ガンフロ、メタブラBOX』所持

曲リスト(みんなで決めるゲー音Wikiより)
曲名 解説
「Red&Yellow」 Attract
「Take Off」 Opening
「Born to be Free」 Round 1:DOWN TO EARTH(地球)
「Visitor」 Boss A : アパルトヘッド
「Dancing Horming」 Bonus A:OVER RIDE(大気圏)
「Dual Moon」 Round 2 :CRY FOR THE MOON (月)
「Yueez」 Boss B:フェドロ
「Memory」 Round 2 Clear
「Area 26-10」 Round 3:DREAM LAND(サルガッソー)
「Dio Panic!」 Boss C:ダイオ&ギシーン
「Non Fiction」 Bonus B:BLACK OUT(ブラックホール)
「Waste Days」 Round 4:CRYSTAL LIZE(ブラックホール)
「The Gate of Guardian」 Boss D:アマゾ
「Doubt」 Round 5:NEMESIS CRISIS(木星・アステロイド)
「Phantasm」 Boss E:ガースト
「Game is Over」 Bad End ROUND6でゲームオーバーした時のエンディング
「Time」 Round 6:A MIRAGE OF MIND GAIA
「A Mirage of Mind」  Endtitle ~ Staff Roll
「Into the H.I.」  Name set B ~ Name set A


タイトーが送り出したプロジェクト・ガンフロンティア第2作。だが世界観などはかなり異なる(独立した)作品。目指そうとしていたその方向性はかなり近い(STGの流れを原点近くまで戻す、映像作品としても成り立っているゲームを目指すなど)。
今作にてタイトーは演出系STGの根幹を確立させ、後のダライアス外伝、Gダライアス、レイシリーズへと受け継がれていきました。しかしこと衝撃的で異様な演出ということに限ればメタルブラックが最高峰だと思います。二重の月、ボス撃破後の世界地図、ラスボス時の原始人やネコ、そして地球割り……
音楽面では前作は外部コンポーザー(福森秀敏さん)が担当していましたが(ZUNTATAは編曲)今回は普通にZUNTATAが全て担当。作曲はYack.さん。サイバリオン、カイザーナックル、ボーダーダウン、閃光の輪舞とともに氏を代表する作品の一つで物語性が強いのが特徴的。またゲーム進行とシンクロしてる曲が極めて多く、ゲームを実際にプレイして聴いてほしいところ。
また、曲名がかなりストーリーに密接に絡んでいるのも特徴的。有名どころだとROUND5のDoubt、Phantasmとか。
個人的お気に入り
・Born to be Free
メタルブラックを、ひいてはタイトーやSTG自体を代表する名曲。枯れ果てた地球の描写と恐ろしいほどマッチした静寂感の強い楽曲。ゲーム展開、物語とシンクロした音色と曲展開はまさに圧巻。
・Dual Moon
個人的にはBorn to be Freeよりも上につけても良いと思うほどの曲。曲展開とゲーム展開が完全にシンクロしており、後のダライアス外伝などに多大な影響を与えたと思ってる曲。衝撃の演出も必見。
・Area 26-10
宇宙の廃棄場が舞台ということでどことなくそれを思わせるような。プロジェクトガンフロンティア作品特有の低音を押し出した妙に印象に残る裏メロディラインがクセになる。
・Waste Days
子守歌のような出だしと音色。物悲しさが強いものの、でも不思議と心が落ち着いていくような曲だから不思議。
・Time
A MIRAGE OF MIND GAIAにて使用され、またラスボス戦(ネコ)で再使用されるメタブラを代表する曲。最終決戦を彷彿とさせる重苦しい空気感とそこから切り替わる後半のサビの部分が素晴らしい。途中で聴こえる足音のような音もどこか深い気分にさせてくれる。
・A Mirage of Mind
地球割りからの衝撃のエンディングを彩る音楽。またスタッフロールでも続けて流れそちらではNon Fictionのアレンジが流れる。ノリの良さやメロディラインはこちらの方が好み。GOOD BYE……
入手方法・その他
『GUN FRONTIER/METAL BLACK/DINO REX Sound Tracks for Digital Generation』が現在だと最も入手しやすくおススメです。基板版とSS版メタブラ&ガンフロとダイノレックスが入ってます。が、一部に悪質な誤字があるので(bornがboneだった)そこは注意。
基板版とSS版(CD音源?)はかなり違ってて、基板の方はかなりエッジの効いてメリハリがある音使い。一方のSS版はマイルドになっているほかDio Panic!、waste daysなどは音色が大幅に変化しており好みが分かれるところ。個人的には基板版が好きですが、born to be freeだけはサントラ版(ループしないでパシッと終わる)が好きです。
一方のオリジナルサントラ(サイトロン版)はそれなりに手に入れにくいデス。中古価格はプレミアこそついてないものの定価で落ち着いてる感じ。こっちは持っていないのですが先の通りborn to be freeがループしないなどSS版とは微妙に違います。が、音色の響きはSSと同じっぽいデス。たぶんダラ外やレイフォースと同じくサントラ音源が使用されてるのでしょう。

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