2016年7月19日火曜日

逆転裁判3クリア! 御緩 

遂に逆転裁判3をクリアしてしまった。ほんっとに面白いですねーこのゲーム!!特に最終話はヤバいね!過去と現在が複雑に交錯し、12の話を拾いつつその上で3としての話に決着をつけたその物語構成力はあまりにも凄すぎる。何故自分は持っていたのに当時やらずに2ばっか再プレイしていたのだろうか。自分で自分が恥ずかしい。

といった具合にめちゃ面白って評価はそうではあるんだけど、完璧無欠の作品とも言いにくい。第一話での成歩堂ボンクラ化はともかくとして、最終話は今作から入った人にとってはなんのこっちゃってならないか?あそこまで過去の伏線バンバカ出されては…と思うが、いきなり3から入る人も少ないだろうってことなのかな。だろうな。

今作を一言で言うなら「ファンサービスと逆転裁判の一区切り」ってことになるのだろうか。前述したけどとにかく12経験者を対象としてるのが分かる。前作前々作の登場人物が再登場を果たすだけでなく、既プレイ者が滅茶苦茶ワクワクするような仕掛けがメインに喰い込まれている。綾里千尋を操作しての裁判であったり御剣を操作しての弁護(検事なのに)など。特に御剣弁護パートは対戦相手があの狩魔冥ちゃんであり狩魔2大対決と大興奮である。冥ちゃんは2と比べてもかなり精神的に大人になっているのでその点も大安心。なんともはや素晴らしいファンサービス。それを破綻なくシナリオに組み込んでいるのが凄すぎる。こりゃ天才的だよ。
でも、それが分かるのは12をプレイした人だけなんだよ。12はつながりこそあるものの両方とも単体で作品として見事に成り立っていた。が、3は成り立っているものの「うーんDL6号事件ってなんやねん。あの鞭振り回すねーちゃん誰やねん。あの目が怖いオバハン何でそんなこと考えとんねん。」みたいなことはやっぱり過去作プレイしてないとキツイと思うんだよ。だからそこが、ねえ。ちょっと複雑。いきなりシリーズものの3から始める馬鹿野郎なんていねーよで切り捨ててもいいんだけど、うむう。あと今作で逆転裁判は一区切りついたことは知っていたんだが、それは非常に強く思えるものだった。綾里家の因縁に一旦決着がついた、と言っていいだろう(といって後々続いてたらめちゃビックリだけど…)

難易度は2に比べたら大幅下落したものの相変わらず俺推理(このタイミングでこの証拠出せば上手く行くのになー的なこと)との乖離が激しいところもあるのでヘンな難易度の高さは相変わらず(俺がアホな推理してるだけかもしれないが…)。2最大の問題であった理不尽ギミックが減ったのが非常に大きい。今作にもあることにはあるのだが数が少なくなっているのでいい感じのアクセントになってると思う。緊張感も高まるのでこの調整は問題なしだと思う。

物語は3から入った人には厳しいとは何度も言ったので言わないが、逆に言えばそうでなければ変わらず非常に良くできていて素晴らしい。どこかで3はコミカルな話が多いとは聞いたものの、全体通してみれば暗さは2とどっこいだと思う。人によってはシリーズ1暗いと言ってもいいかも。特に4話のやるせなさはなあ……。5話も血で血を洗うような暗く陰惨とした話と言えばそうだし……。むしろなぜコミカルと言われたのかが不思議に思う。3話くらいじゃないかコミカル感があったのは。ボスも間抜けだし。
逆裁おなじみの発狂シーンは良く出来ているものの、大絶賛とまではいかなかったかも。ぶっちゃけると2のが衝撃がでかかった。1話のボスと最終話の黒幕(ラスボスではない……ややこしいな)の発狂は良かったもののそれ以外どうもパッとしないような……。2のように精神的に追い詰められてトチ狂った行動をとって凄みと狂気を感じさせ笑えるほど滅茶苦茶な行動をとった人はいなかったようにも思える。自分で自分の首絞めてうっ血してぶっ倒れたり、自分の顔面をズタズタに切り裂いて有罪有罪と叫び散らすような異常なカリスマ性に満ち溢れたボスは残念ながら一人しかいなかった(ネタバレになるから言わないけどあいつっす)。
キャラクターは今回もキャラ立ちが良く決まってる…が、所謂普通の人が12に比べて少なく感じた。まー別にいいっちゃいいんだが。今作のキーマンであるゴドー検事は分かりそうで分からないたとえ話と数々のお笑いモーションでこちらを爆笑の渦に引き込んでくれた。御剣、狩魔(豪、冥)と比べても遜色ないほどのカリスマ性でまさしく名キャラクターであると感じた。キーマン以外だとアイガとかチナミが良かったすかねえ。
推理のトリックは事件自体がかなり複雑化したのでそれに伴いなんじゃこりゃ感は薄れてる(と自分は感じた)。最終話の空を飛ぶ人間トリックは「そんな上手くいくもんなのか…?」と半信半疑だったが、少なくとも逆転サーカスみたいな「んなわけねーだろなんじゃこりゃーッ!!」と言いたくなるようなものは無かった。でも逆裁自体トリックが重視されない作品だと思ってるから細かいことは良いだろうと思うね。ゲームとしての面白さの前にはトリックも無力…

とにかく3は素晴らしい作品であった。最高傑作に挙げる人が多いのもうなずける。自分の中での順位はまだ僅差で2が勝ってるものの、良くできたゲームには違いない。だが、12経験してないと辛いという問題点もアリ、といった作品であった。あー久々に徹夜しまくってゲームしたもんだ。楽しかった面白かった。
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遂に津田沼ブックオフにて桜玉吉「御緩漫玉日記」発見!当然即買いする。遂に追い求めていた幽玄の続きが……
ということで、さっそく読んでみたわけだが、なんというか、読むのがつらくなってきた。話のダウナーさは幽玄以上に感じる。流石に幽玄末期の鬱まみれ状況と比べたらマシだが、読むのがしのびない。ううう、最後はどうなってしまうんだろう。幽玄以上の鬱エンドって聞いたけど……(たしか鬱が悪化して離人症、多重人格障害までもが発症して自我崩壊しかけて終わったんだっけか。全部聞いた話だから分からんけど…)
過去と現在が交錯する独特の空気感こそこれまでにないほど引きが強い漫画でもあるのだが、ここまで読み進めるのが辛いものだとは思わなかった。どうなるのやら。
ところで2巻だけ無いんだけどどうすればいいんです?1巻から鬱まみれの予感漂う3巻にいきなり飛ぶのもこええしどうしよう…
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・『エアシップQ』のSteam版『Wondership Q』が本日より配信開始
http://www.famitsu.com/news/201607/19111217.html

……マジで?
・・・・・・マジで?出すの?アレを?
と言ったところで既に出てるものは仕方がないし、出るって噂も知ってたけど、ホントに出すのかと嫌な汗が出てくる。Vita版を発売日買いしたものとしては胸中複雑だ。パッチを一発も当てぬうちに止めたから今どれだけ改善されてるかは知らないけど、褒めるところが極端に少ない凡作だったよ。笑えるほど悲惨なクソゲーでも無く、ただ単に出来が悪い作品だった。別に死ぬほどつまらんというわけでも無く遊ぼうと思えば遊べるゲームではあったが……。出すのは俺の知らぬ所に需要があるからだろうけど、どこに需要があるのか分からん。世の中分からないことだらけだ。
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・『ペルソナ』シリーズ初のオーケストラコンサートの追加公演の開催と体験型展覧会“ペルソナ20thフェス”の詳細が発表
http://www.famitsu.com/news/201607/19111230.html

うむ!ということでファンの方は是非どうぞー。
自分はペルソナになじみが無なので行くアレもないかなーと思ってたり。シリーズ自体は持ってはいるんだがなあ……。なんかノリが合わなそうなんだよね。面白いとは思うんだけど。
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逆裁3を遊んで虚脱状態に陥り勉強に集中出来なかったのでゲームショップ散策。今日は豊四季にあるハードオフに行ってきた。
この店こそ微妙。褒めて良いのか貶していいのか分からない。品揃えはかなりのものと思えるけどコレ!と言いたくなるようなものは無く、かといってダメだこりゃーと言うほど悪くない。メガドラやディスクシステム、PCEが売ってたし中々のものとは思える。しかし……
つーかなんでどこも機動装甲ダイオンが売ってねーんだよ!あれがコンパイルSTGとなんかしらの関係性を持つのを見つけ出したいだけのに!キー!この際自棄を起こして狂ったようにSFCのゲーム片っ端から買ってやろうか(生活出来なくなるけど
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とかなんとか言ってたら今日提出の課題を今思い出した。うへー。この大学は課題多すぎ。自棄を起こしてゲーム買っちまうぞこの野郎。早く真人間になりたいー。



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