2017年4月16日日曜日

塩Vita版も捨てたもんじゃない/スパルタンX+プリンスオブペルシャ?

Vita版塩(ソルトアンドサンクチュアリ)はやっぱり起動時の脱力感がひどいよ。いくら何でもこれはねえ……なんでこんな突貫移植をしたんだろう。
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これに加えて日本版と○と×が逆っていう仕様が何ともしがたい。これのせいでいらん欠点を抱えてしまった作品になっているのが悲しいところだ。俺はPS4版を持っていない&トロフィーなんぞ知ったこっちゃないので関係ないがクロスセーブ非対応に加えてトロフィーも別?らしいのでもう色々とダメ移植の印を押されても仕方ないだろう。
だからと言ってVita版が遊ぶ価値が無いほど悲惨な出来か、と言われるとそんなことも無いように思える。表示範囲がPS4版の方が広く、Vita版は狭いというなんも知らない人から見たらやっぱりVita版ダメじゃんと思われそうな調整だが、このジャンルは閉鎖的なフィールドでの戦いや地形との兼ね合いこそがカギを握る(と俺は思っている。デモンズを1時間で投げたので説得力がありゃしないが…)のでこちらの方がアツい仕上がりに思える。特に右スティックを駆使して探索しつつの安全確保の緊張感のバランスはよっぽどこちらの方が上手いと思うんだが、どうよ?といったところで反応が返ってきた試しはないが、PS4とVita版を比べるのであればこういったところを見てほしいと思うんだけど……なんか俺の見てるところがアレなのかそういう意見全然無いんだよね……
まああれだ。パッチが当たって起動時の脱力画面と○×逆問題が解決すれば、劣化した部分は無くなってVita版が抱え持つ欠点は無くなるんだし、パッチが当たるまで待っていようじゃないか。パッチが来ないのであれば火をつけて燃やしても良いと思うけど。
ちなみにゲーム自身は未だに分からん。とりあえず重火器の一つでもあってそれをぶっ放せるのであれば心もだいぶ晴れやかになれそうなんだけど……。どーにも近距離アクションだとTOD2を高難易度で回した方が面白く思えちゃうのがなー。死んだら終わりっつー強迫観念を抱えつつゲームプレイすると頭がおかしくなってくるんだよな……。やっぱりこの手のジャンル(高難易度ACTRPG)は自分と相いれないものなのかもしれない。自分がハマったゲームって大体死んでもリカバリー取れるものばかりだしなあ(例外はシルバーガンくらいか)。

あーそうそう、言ってる人があんましいないから言っておくけど、塩はPS4版持ってるとVita版が安くなるっていうお得仕様があるけど、Vita版を買ったらPS4版が安くなる(100円)っつーお得仕様があるんで、Vita買ってなんともねーと思った方はとりあえず両方買っておく方が幸せになれますぜ。霊感商法のようなこと言ってるけど。
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で、そんなこととはまるで関係が無いが、Vitaはそろそろメモリーカードを増やしてもらいたいところなんだけどどーなんでしょう。かれこれ消したりなんなりしながら容量を調整してるけど、やっぱり64GBじゃ全然足りないよ。他の人は困ってたりしないのかねー。
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↑こんな有様。これでも逐一消していってる(イースⅧとか再プレイの予定もないものは消してる)んだが……
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そんな塩Vita版のネガティブなイメージを消し飛ばすほど面白かったのが「ニーズヘッグ」!これは面白い!ウルトラスーパーデラックス面白い!すげえ!格闘ゲームでここまで好印象を持ったのはスマブラ、ガーヒーに次いで久々かもしれん。
ゲーム内容は、小気味良くして対戦ゲームにしたスパルタンX+プリンスオブペルシャって感じかな?ただ対戦格闘ゲームとしてはかなり勝利方法が特殊で、相手を殺したら相手陣地に向かってダッシュし、蛇のような龍「ニーズヘッグ」に食われた方が勝利となる。何言ってるんだか書いてる俺自身も分からんがとにかく先に食われた方が勝ちである。納得しろ。
特徴的なのが対戦スタイル。フェンシングが如く剣を構えて相手に向かって突くべし!弾くべし!刺すべし!投げて殺すべし!といった具合に真剣ぶち殺し格闘ゲームなんだけど、この駆け引きがプリンスオブペルシャを思わせるようなアツいものに仕上がっているのが最高。それでいて一発即死のルールなので緊張感もあり。また一発即死でありながら勝利方法が相手陣地に駆け込むといった具合なのでたとえ殺されたとしてもリスポーンしての再び敵ぶち殺しで形勢逆転なんていう駆け引きもある。また剣を失った生身状態でも色々出来るのが特徴。ジャンプキックをかましたり足払いから相手を崩したり、接近しての首へし折りなんて技すらある。多彩な技を使えるし、それがスパスパと思うがままに簡単に出せるので操作の爽快感は最高。
インディーズ作品らしく、グラフィックはドット寄りで、みた感じはヘボちんなものだけど、一度動かしてみたらそんなことは口が裂けても言えなくなる。恐ろしいほど生々しく多彩に動くキャラクターは凄まじく、動かしているだけでも楽しい。また演出にも力が入っており、相手をブッ倒せば「うごぉあぁ!!」と悲鳴を上げて体液がドバドバとあたりにまき散らされる。残虐描写も一級品だ。しかし凄まじいゲームスピードとリスポーンの速さと決着のつく速さが功を奏して残虐描写がバカっぽさを醸し出している。遊んでるうちに何かが壊れ始め、バカみたいに大笑いしながら超速で相手陣地に向かって走っていったりしてしまった。対戦格闘ゲームでここまでアホらしく、それでいて爽快感があり駆け引きの妙があるのはお目にかかったことがないかもしれないな。
しかし対戦する相手がいないとすぐ飽きそうなのが大問題。一応オンラインプレイもあるけれど、オンライン恐怖症の身からするとやはり知らない相手と戦うのはちょっと怖いよ。一方のシングルプレイはストーリーモードみたいなのが無いため(一応シングルプレイ自体はある。勝ち抜きマッチみたいなやつが)盛り上がりに欠ける。対戦でその真価を発揮するタイプのゲームなだけに、自分のような他人との干渉を拒んでゲームをプレイしているゲーオタとは相性がよろしくなかったか……。ゲームは面白いだけに無念だ。
しかし1000円ちょいでこれだけ馬鹿笑いしながら対戦できるゲームなのでコストパフォーマンス自体はそうとう良く、ゲームパーティなんかを開催したときには余興として役に立ちそうなソフトだ。対戦相手を見つけられる自信がある方ならこのニーズヘッグ、かなりおススメですぜ。
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土日はアルマジロを中心に進めてみた。FC時代特有の難易度こそあれどクリア自体は多分そんな難しくは無いレベルじゃないかな?常にもっさりしているのは何ともしがたいが、それ以外は特に問題点も無い良いゲームじゃないか。結構おもろいよ。音楽良いし。
しかしゲーム自体のボリュームがかなり多いのがどうなのかってところだな。ボリューム自体は初代マリオ並にあると思うけど、ワープみたいなありがたいものも(たぶん)無ければ、FC末期の作品にも関わらずセーブには別のソフトがいるらしいという謎すぎる仕様のせいで長時間一気にプレイしないとエンディングに到達できないってのがねえ……昔のゲームだからこれが普通なんだが、ヘタレヘボゲーオタの自分からすると厳しいよ。今日は頑張って3時間近くプレイしてみたけど7面で集中力の限界が来てしまった。軟弱者にファミコンは手厳しい。
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ラブ&デストロイも暇を見つけて進めているんだが……展開早すぎません?なんというか恋愛要素も多少なりとも入っているはずなのに、キャラとの絆を深める暇もなくファイナルミッションっぽいものに突入しちゃってますけど。それでもって前後の脈絡がまるで分からないのに世界半崩壊しちゃってますし。このプレイヤーの理解を越えた速さで物語がすっ飛んでいくのは完全にガンバイクのそれだ。血は争えぬ、やはりインティクリエイツはインティクリエイツだった、というわけか。どうしようもないレベルでのバカゲーというのが今回もアリアリと分かる出来でありましたな!展開自体は真面目そのものなのにどう見てもバカにしか見えないゲームってのはあんまり無いだけに、こういったゲームを常に送り出すインティは何かがおかしく、それが魅力的に思えるぜ!インティ万歳!
で、万歳は良いんだけどミッションの難易度が高すぎるのはなんとかならんのかいね。ガンバイク以上に取っつきの悪い作りは正直擁護出来んね。特に桂先生のキャラを売りにしているのだから、絵につられた人は死屍累々で何が面白いか分からん超難度のゲームと判断されても仕方ないだろう。2作目だから仕方ないかもしれないけど、もうちょい何とかしてほしかった……
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YU-NOの神奈ちゃんのハッピーエンディングを見てみた。
……あんまパッとしねえな。うーむやはりYU-NOは本編でとどめておくのが吉かもしれんと思った。ま、これはあくまで自分の判断であり、キャラへの思い入れを深める人であるならばエンディングまで見た方がいいのかもしれんだろう。うーむ。
まあ、自分のYU-NOはここで終わらせてもらうことにしましょう。素晴らしいゲーム体験をありがとうございました。
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・何故ゲームユーザーは男ばかりなのか
http://kentworld-blog.com/archives/gameuser-otoko.html

そりゃ人類の発展と文化の発展はエロとともにあったわけでありゲームに関しても似たようなもんでしょう。エロって言っちゃうとアレだけど、出てくる女性キャラなりをもっと魅力的にしたいという欲求はあっただろうし…という出まかせを思いついたけどこれはどうなんだろうね。
ただ男ばかりってほどでもないような気がしないでもないけどなー。血眼でスマホのゲームやってる女性だっているし、テイルズなんかは女性のファンもいるみたいな話を聞くし。TOD2とかTORはちょいと怪しいけど。
ユーザーの問題をつつくのなら、何故STGを主食にする人は自分を含めみんなどっかしら何かがイカレた人ばかりなんだ?どこの誰をターゲットにしてるのか分からないキャラを投入し、傍から見たら異世界としか言いようがない弾幕を構成し、それをみてケラケラと笑い嬉々としてSTGに取り組んでいる。口を開けば「我、生きずして死すこと無し。理想の器、満つらざるとも屈せず。これ、後悔とともに死すことなし」みたいな名言から「驚愕-PANIC-」みたいな日常生活で使えそうで使えない言葉、果ては「光翼型近接支援残酷戦闘機」みたいな何が何だか分からないような言葉をホイホイと言いだしたり……。冷静に考えれば…というか冷静に考えんでもネタを含めて近寄りがたいジャンルに変貌してしまっている。もっとも俺自身もこうした言葉をホイホイと使っているので近寄りがたい空気を出しているダメ野郎の一員なんだが……
そうは言ってもDownwellみたいに一般層にまで波及するSTG(これはACTSTGだけど)もあるし、広い目で見れば音ゲーもSTGの一形態の一つだから昔ほどは異様な空気は無かったりするのかな?そもそも現状STG自体がなんかアレな感じとも言えなくもないが……。それでもインディー系を中心に盛り返したりと完全に終わることが無い辺りホントにこのジャンルはしぶといぜ……



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