2016年11月2日水曜日

積みゲー消化ノック3回戦:ハイパーゾーン&3.5回戦:ポケモンでパネポン

積みゲー消化ノック第3戦!今回の対照はハル研謹製3DSTGのハイパーゾーンだ!

ハイパーゾーン -
ハイパーゾーン -

無駄にアツい参考資料
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3
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正直知名度がサッパリ分からないので軽い内容紹介。今作は所謂スペースハリアー系に属する3DSTGである。奥にドンドコ進んでいき並み居る敵を惨滅せよ!みたいな感じで撃ちまくり避けまくりのジャンルである。代表作には先のハリアーに加えてナイストやギャラストが挙がるか。ちなみに今作はどうもストーリーが無い作品らしく、ステージ設定とかは作り込まれているのだがどんな話かはサッパリである。いや俺もWiki見るまではストーリーあるだろうなーとか思ってたんだよ。トライジールじゃあるまいし……とか思って。でもマジらしい。それでいいのかハル研……

で、肝心の雑感だけどこりゃあ印象は良くないね。Mode7(F-ZEROとかFFの飛行艇で用いられる画面モード。スタイリッシュに見えるため評判が良く一部のゲームで用いられた)を使いに使った技術と気合の入った3DSTG!って感じは伝わってくるんだが、技術と気合と音楽以外が何もかも足りないって感じだ。スピード感が一見あるように見えて実際は無く、更にもっさりとした挙動で爽快感が欠けに欠けている。爽快感が無いのなら重厚性はどうだ!と言いたいところだがもっさりしてるだけだ。ただ単に動きが重いだけ。これはちょっとまずいよ。起伏に富んでいるのかそうでないのか中途半端なマップデザインも微妙であれば敵の配置と攻撃もかなり微妙な仕上がりに。撃ちまくる快感に乏しければ避ける快感は無駄にでかい当たり判定に苦しめられる。ハル研ってことを考えなければ普通に遊べる出来だけど、あのハル研が満を持して作ったものとは思えん。ゲーム内容がこれならストーリーとか演出面はどうだ!と言われるとストーリーは前述したとおり。辛うじて演出は見栄えは良いといった感じか。確かにMode7を用いた絵作りは非常に上手い。細かいところまで書き込まれ独自の色を作りだしたことはまさしく職人気質の仕事ぶりと言った感じだ。見た目は素晴らしい。だが、SFCで3DSTGを作るのは無理がありますよ…というハル研の魂の叫びが聞こえてくるような出来だ。SFC最初期なので仕方ない面もあると思うが……

酷評してしまったが、別に印象が良くないだけでクソゲーでも無ければ凡ゲーでも無い。良く出来る優良会社が出した作品にしては水準に届かなかった佳作って感じなだけだ。それにしっかりと評価点もある。まず第一に音楽。カービィシリーズでおなじみの石川淳さんによって作り上げられたその音楽はSFC初期にしては異例とも言える高クオリティとなっている。更にはポップなイメージの石川さんの曲だが今作では切れた石川曲を聴くことが出来る。カービィだけにとどまらない新たな魅力を垣間見ることが出来る。全曲外れ無しとも言えるその音楽は本当に素晴らしいの一言。とにかく聴け!と言いたくなるほどである。
そして、プレイヤーを絶望させない作りにある。今作の難易度は低めであり、自分も1時間でクリアすることが出来てしまった。敵を撃ちまくることでスコアを稼ぎ、スコアが一定量を越えると次ステージで自機がパワーアップするという変則的なパワーアップシステムを採用しているが、このおかげで先へ行ってもそこまで苦戦することない出来になっている。更にスペハリ系の攻略法(円運動避け)がそのまま使えるので3DSTGにある程度慣れた人ならすんなり進める出来だ。また、円運動避けに気付かなくてもそこまで熾烈な攻撃を仕掛けてくる敵は多くない。ボスもかなり緩めの調整だ。地獄の一丁目のような難易度ではなく誰でも遊べる調整ってことで、ハル研らしさがでてるかな。
しかしだからと言って今作のバランスが良いという話ではない。パワーアップすればするほど相対的に楽になるという調整により2面3面が山場という珍妙なバランスに仕上がったのはかなり微妙な感じ。特に自機が弱い上にプレイヤーも不慣れな時代に2面での火柱を減速して避け、かつ敵を撃って倒すなんて高度なことを求めてくるのは正直頂けないと思う。2面と3面は逆にすべきだ。またラスボスがヘボイのもどうかと……
あとは先にも述べたが絵作り。見た目のカッコよさはSFC初期作品の中でも随一と言っていい。自機及び敵グラフィックがダサいのはどうかとも思うが……。あと一部のステージでの妙にディスコが効いてるギラギラした色合いも好きな人はたまらんだろう(俺とか)。単なる凡百のゲームでは無い。「味」がある。そんなSTGだ。このゲームをショボいSTGというやつはまだまだだね。

というわけで味のあるSTGでございました。積みゲー消化ノックっていうのは積んでるゲームを崩すためにとりあえず起動してすぐ別ゲーに移るっていう企画でもあるんだけど、まさかパッとクリア出来るとは思わなかった。予想外。
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あと動作確認としてポケモンでパネポンもとりあえずクリアしておいた。遠い昔に一応プレイ済みではあるが、難易度ノーマルをクリアしたことは無かったんだよな(当時は幼かったし下手だったし…)。今回リベンジを果たし無事難易度ノーマルをクリアした。やはりパネポンは面白いということを強く実感するに至った。自分で経路を構築するぷよぷよと違ってガチャガチャやってくうちに方針が見えるパネポンはすんなり頭に入る。パズルゲームでハマったゲームなだけはある。あとはやっぱりアクティブ連鎖による展開の速さとアツさかな。やはりテンポの速いスピード感のあるパズルは素晴らしい。スピードこそ正義。総合的に見ても欠点がほとんど見当たらないという奇跡的な出来なのが素晴らしい限り。こうしたゲームをなくしたのはまさしく不徳の致すところであった。しかし、今はこうして手元にある。それだけで十分だ。
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それはそうとMode7で調べてみたらエルナードもMode7を使っていることが発覚した。マジで?ということはほぼ似通ってるミスティックアークも……と思ったけどもしかしてあれか?戦闘画面かもしかして?言われてみればそんな気も……
https://en.wikipedia.org/wiki/Mode_7
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・『Super Mario Run(スーパーマリオラン)』にUnityが使用されていることが明らかに
http://www.famitsu.com/news/201611/02119649.html

ほえーってことはあれっすか。スイッチはUnityは完璧に動くハードっていう訳でもあるわけだったりするんでしょうか。VitaはUnity作品で苦戦しているみたいだが。と言ってもこのマリオはスマホ向けゲームでスイッチに逆移植されることなんてないと思うけどね。でも天下のマリオをUnityで動かしたとなると当然マリオの本舞台でのUnityのサポートも充実だと想定できる。参戦パートナーのところに名前はあったしね。どうなるか、見させてもらうとしましょ……。まあ俺はマリオラン落とすこたあないと思いますが……。あんまりピンと来てないしね……。ドンキーコングだったら食指が動いたのだが…
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・ハードメーカーのコンテンツを1つにまとめた統合機が必要な時代になってきた
http://kentworld-blog.com/archives/integration-hard.html

そういうもんなのかのう。個人的にはSteamが一番統合機のイメージに近いんだけど、あれはパソコンだからなあ……。ゲームはゲーム機の印象が抜け落ちない時代遅れのヘボゲーマーからするとそういうハードが出てくれれば理想ではあるが、競い合って成長してきたのもまた事実。何が正解なのかねー。
個人的な理想に一番近いのは確固たるコミュニティの元超ハードを形成しようとしているスコルピオだったりするのだが、日本ではご覧の有様だしそもそも出るか分からんしで微妙な感じだし、据え置きと携帯機を統合する!という思想がうかがえるスイッチもまだ先行き不透明、と言ったところか。うーむ。うー。どうなることやら。
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ようやくバイト代が振り込まれた!ということで貧困状態から脱出。11月は色々買いまくってやるかも分からんぜーイエー。なんだかまとまりがないけどこの辺で。さあてAmazonAmazon……




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